作家の口福 おかわり (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版
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感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022618771

感想・レビュー・書評

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  • 仕事上の検索で偶然知って読んでみた。
    以前に姉が言っていた鯛素麺の話が載っていて、ああこのエッセイだったのかと気づいた。
    私はそこまで美味しそうに思わなかったのだけど・・・、感じ方は人それぞれなのだなあ。確かに、近くにありながら知らなかった淡路島の美味。興味はそそられた。

    食をテーマに文章を書くというだけのことで、この違い。
    いやあ、面白い。
    作家の性格というか人柄というか、文章に対する癖なんかも感じられる。もちろん生活の様も見えるところが楽しい。

  • 新聞に掲載されていた食にまつわるエッセイなので、ひとつずつが短く、さらっと読みやすい。
    よかったエッセイは、結局好きな作家さんのものばかりになった。

  • [北村薫さん関連の記事あり]
    北村薫の口福
     『ぞろぞろ』と「はっかのお菓子」
     『クオレ』と「焼きりんご」
     谷崎と「水」
     漱石と「カステラ」

     全体を通して特に印象に残ったのは、「潜水艦に鮪をのせて」(堀江敏幸)のサブマリンサンドと、「パスタ」(万城目学)の旅先で盗難に遭った時に助け船を出してくれたトモコさんが食べさせてくれた一皿。

  • 2018.01.16読了

  • 2018年1月14日に紹介されました!

  • 美味しいものと同じくらいかそれ以上に、美味しいものについての文章が好きだ。
    ひとり四、五篇というのはちょうどいいかも。

  • しゅごい面子!よだれでそう。内容的にも・・・
    朝井リョウの口福
    上橋菜穂子の口福
    冲方丁の口福
    川上弘美の口福
    北村薫の口福
    桐野夏生の口福
    辻村深月の口福
    中村航の口福
    葉室麟の口福
    平野啓一郎の口福
    平松洋子の口福
    穂村弘の口福
    堀江敏幸の口福
    万城目学の口福
    湊かなえの口福
    本谷有希子の口福
    森見登美彦の口福
    柚木麻子の口福
    吉本ばななの口福
    和田竜の口福

  • お腹がすく本

  • 総勢20人の作家さんたちによるご飯エッセイ集。
    ネットで見かけて、なんて贅沢な一冊!と思い、迷わず購入しました。読み終わった瞬間、思わず「ごちそうさまでした」と言ってしまいそうになるくらい、お腹いっぱいになります。

    家庭菜園での失敗談、大切な人との思い出の味、好きな物語に出てくる料理、などなどなど。一つ一つはささやかで、誰でも「あるある」と共感できそうな日常のエピソードが多いのですが、そこは作家さんの手にかかれば「おいしいエッセイ」に早変わり。ひとに何かの魅力を伝える文章を書く、ということをお仕事にされている方々の凄さを改めて感じました。

    森見登美彦さんの回にあった「文章のおいしさ」についてのお話を読んだときには、今がまさにそれだ!と嬉しさで胸がいっぱいになりました。一冊の中でいろんな作家さんお一人お一人の文章の味わいの違いを感じられる、とても貴重な本だと思います。

  • 596.04

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

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