直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座 (文庫)

  • 朝日新聞出版 (2017年7月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022619082

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】「どうしたらいいか分からない!」と不安になったら、思いきって自分の直感力を信じてみよう。社会の価値観がぶれるとき、案外頼りになるのは生物学的にプリミティブな感覚だったりする! 「ウチダ式」人生処世術が濃密につまった162のポイント。

みんなの感想まとめ

自分の直感を信じることの重要性をテーマにしたこの作品は、時事問題や社会の価値観を鋭く切り取りながら、著者独自の視点で展開されます。特に、政治や社会の動向についての考察は、時には皮肉を交えつつも深い洞察...

感想・レビュー・書評

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  • ベトナムのウェイターの話、閑 韓国と謝罪の話、尖閣で衝突が起こったらアメリカはどう振る舞うか。

  • ちょうど高校生の頃、図書室で毎週AERAを読んでいたので、懐かしさもあってかものすごく面白かった。
    皮肉も効いてて最高。
    高校生のときこそこういう評論を通じてじっくりと世界を観察すべきだな。
    私は受験勉強の方に振りすぎて、大事な時間を無駄にした感があるので余計に。

    また、内田先生のご専門と近いところで学んだので、生産性が低いと思われる分野への眼差しや価値観が似ていた。

  • 一回のボリュームが読むのにちょうどいい。

  • あんまりおもしろいと思えず…挫折

  • 2008年から2013年にかけて、雑誌『AERA』(朝日新聞出版)に連載された著者のコラムをまとめた本です。

    この連載について著者は「あとがき」で、900字という分量は書くのにいささか工夫がいると述べており、そのコツとして「冒頭であるテーマを提示して「今日はこんな話をします」といったときに読者が「じゃあ、こんなあたりに話が落ち着くのかな」と予想した通りには絶対に書かないということです」と述べています。たしかに他の論者には見られない議論の進めかただと感じる一方で、いかにも内田樹らしいと思えるようなところに着地しているようにも感じます。

    時事ネタが中心ですが、そのなかでもやはり政治について発言しているものが目を引きます。大阪府の知事と市長を務めた橋下徹の「改革」について、あるいは民主党政権から自民・公明連立政権への移りゆきについて、そのときどきのネタに言及しながら、この国の「知性」の先行きに対する著者の不安が、ほとんど諦めに近いようなことばをまじえつつ、記されています。全体を通して興味深く読みましたが、気分が上向きになるような話はすくなかったように思います。

  • 304アエラ連載

  • 42

  • 内田氏がAERAに寄稿していたコラムを文庫本化したもの。約10年前のもので当時の政治や経済、社会、文化など様々なテーマが取り上げられており、内田氏の指摘が短くまとまっていて読みやすく、理解しやすい。この人の指摘は鋭さというより噛んで言い含めるような浸透力にあるのだと実感。「貧しい人にもっとお金を配分せよというのは、金さえあれば問題は解決するという拝金主義の裏返し」「同じ仕事ができるなら賃金が一番安い労働者が良い労働者」「自分は知らないけどなんだか面白そうな話を排除しないセンス」

  • 内田先生は、です・ます調の方が好き

  • 内田樹の直感はわりと正しいを読みました。
    内田樹の大市民講座という副題がついている、AERAに連載していた900字コラムを文庫化したものでした。

    内田樹の主張が平易な文章で綴られています。
    教育のあるべき姿と現状のギャップ、日本が直面している危機とそれに対する日本人の認識の誤り、現在の日本の病態は読んでいて肝が冷えることばかりです。

    後書きの最後に「『新しいもの』は、つねに思いがけないところから、それまでとはまったく違う文脈の上に登場する」そのような新しいものが登場することを祈りたい、と書いてあって、本当にそうだなあと思ったのでした。

  • お酒の失敗はあるが、タバコでの失敗は多くない。その通りです。

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著者プロフィール

1950年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授、神戸市で武道と哲学研究のための学塾凱風館を主催、合気道凱風館師範(合気道七段)。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。専門は20世紀フランス文学・哲学、武道論、教育論。 主著に『ためらいの倫理学』、『レヴィナスと愛の現象学』、『寝ながら学べる構造主義』、『先生はえらい』など。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)、2010年度新書大賞(『日本辺境論』)、第三回伊丹十三賞を受賞。近著に『日本型コミューン主義の擁護と顕彰──権藤成卿の人と思想』、『沈む祖国を救うには』、『知性について』など。

「2025年 『新版 映画の構造分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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