恋の法廷式 (朝日文庫)

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著者 : 北尾トロ
  • 朝日新聞出版 (2017年8月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022619105

作品紹介

前科2犯の女に法廷で求婚する元夫。出会い系で会った男たちから、次々と金を騙し取る超地味な女。ひと目惚れすると、スカートに手が伸びる痴漢男。フラれた相手に定期的に脅迫状を送り続ける派遣社員の女。愛のカタチは十人十色。恋愛裁判だけを集めた異色の裁判傍聴記。

恋の法廷式 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ‹内容紹介より›
    前科2犯の女に法廷で求婚する元夫。出会い系で会った男たちから、次々と金を騙し取る超地味な女。ひと目惚れすると、スカートに手が伸びる痴漢男。フラれた相手に定期的に脅迫状を送り続ける派遣社員の女。愛のカタチは十人十色。恋愛裁判だけを集めた異色の裁判傍聴記。
    ~純粋な愛、ドロ沼の恋……。愛のカタチはひとそれぞれ。十人十色の恋愛裁判傍聴記~

    ーーーー
    嫉妬や未練、暴走する片思いなど、その動機や行動は様々。
    傍聴していて被告人に共感できることもあれば、そのぶっ飛んだ思考回路に「???」となることも。
    往々にして、「自分が大好き」で、相手に傷つけられたちっぽけな自身のプライドを満足させるために犯行におおよんでいるケースが少なくないように感じました。
    著者も述べていますが、報道されるような「大きな事件」よりも、報道されないような(9割がたの事件がそうですが)小さな事件にこそ、社会の「今」が投影されているように感じました。
    人間の日々の生活から、些細なきっかけではずれてしまった人々の「ありのまま」が描かれています。

    ぶっ飛んだ人々の思考回路には、思わず失笑してしまう部分もありますし、「エンタメ」として楽しむこともできるのではないでしょうか。
    著者の目の付け所も面白いです。

  • 法廷ノンフィクションなんていうと重々しすぎるし、恋愛事件簿、って言うとちょっと思わせぶりで、これは、映画にもなった『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の原作者・北尾トロ氏が、いたってフツーな目線で裁判を見つめている、肩の凝らない裁判傍聴ものです。
    この本に描かれるのは、傍聴席を求めて行列に並ぶ必要などない、小さな事件ばかり。それもどこかしらに男女の恋愛だったり、夫婦の情愛模様が織り込まれています。

    「好き」という感情が暴走して罪を犯してしまうのか。あるいは、説明できない衝動的な行動を説明するのに「好きだから」という言葉を使ってしまうのか。

    とはいえ、トロさんの目線は普通のおじさんにしてはピュアというか、色恋や不倫のドロドロを覗きたいわけでもなく、痴漢や強制わいせつなどで道を誤った人たちを蔑むわけでもないところが好感持てます。

  • ★3.5くらい
    トロさんの傍聴記が読めるのは嬉しい

  • 恋愛絡みの事件は身近な感じがするものもあるけど、理解の範疇を超えているものもあって、その思考の飛躍っぷりに驚かされる。

    印象的だったのは「骨を守る人」。事件そのものもびっくりだけど、著者の主観や想像が多少入っているとしても、こんな芯の強い人いるのか。
    骨はともかく自分に置き換えてみて、何とも言えない気持ちになった。

  • anybody knows nobodys perfect love and peace

  • 請求記号:327.6||Ki 71
    資料ID:C0038314

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