僕はLCCでこんなふうに旅をする (朝日文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022619167

作品紹介・あらすじ

【歴史地理/旅行】若者の利用増、沖縄日帰り、LCC専用ターミナルの登場……LCCは日本の空の旅を変えた。いつでも安い? デメリットは? 今さら聞けないLCCの基本、使い方、しくみ、さらに使いこなすノウハウ、落とし穴など、最新事情を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • ・スパン空港→旧クアラルンプール国際空港
    ・ATR→フランス本社。エアバス傘下。90席以下のリージョナルジェット担当。天草エアライン、日本エアコミューターで導入済
    ・ロシアは全ての航空会社に機内食を義務付けている→運賃、競争論理だけLCC
    ・インド→インディゴ預け荷物・軽食有料→運賃と路線数でシェア拡大
    ・タイエアアジアは中国顧客をターゲット
    ・宮古島: 昔は日本トランスオーシャン、全日空1万円のみ→スカイマークが4000円参入→日本トランスが今まで島イベント寄附、特別運賃設定した→島民は悩む、こっそりスカイマーク乗る
    ・スカイマーク: JAL/ANAの支援なく孤立

    ・航空運賃: 燃油費、人件費、機材リース・航空使用料

  • LCCの世界の変化は激しく、本書が最新の情報を提供してくれるわけではないが、アジアにおけるLCCの台頭について著者がリアルタイムに感じたことが活字化されている。
    格安の移動手段を求めて、果敢に挑戦する著者の姿勢にはいつも感心させられる。

  • LCCのことをよく知らなかったので、大変参考になった。
    もっと利用しやすくなるといいねえ。

  • 安いから若者たちは沖縄日帰り旅。専用ターミナルも登場…LCCは日本の空の旅を変えた。でも本当に安いの?デメリットは?いまさら聞けないLCCの使い方、しくみ、さらに使いこなすノウハウ、落とし穴など、日本とアジアを頻繁に行き来する旅行作家が最新事情を紹介。(表紙裏)

    タイトル+作者買い。
    LCCでの珍道中紀行文を期待したのだけれど、端から目的がそれていたようで。
    それはそれでLCCについて知れてよかったんだけど、各社データにもうちょい個人的意見を入れてほしかったかなぁ。
    (新古書店/¥108)

  • 社員の日々のモチベーションは、顧客の反応にある。
    LCCは、サービスを期待しない代わりに安いことを求めている顧客を相手にするから、社員のモチベーションを保つのは大変だ。
    その答えの一つがサウスウエスト航空の社員の家族主義=社員が一番大事で2番目が顧客。

  • インターネットでLCCを検索する前の準備情報として有効。飛行機は単なる移動手段だと割り切れば、この様な旅もありかも。旅の予算をどこに配分するか。ただし、体力とある程度の英語力は必須。

  • 週末貧乏旅行の紀行文を何度か読んだことがある下川裕治さんの新しい本を見つけたので、読んだみた。
    LCCは出始めの頃にエアアジアとかノックエアーに乗ったけど、最近はとんとご無沙汰。マイルの上級会員になっちゃったから、レガシーキャリアばかりだな。
    ホントは、正月の台湾旅行も、LCCでって考えたんだけど、深夜早朝の移動と疲れを考えると、JALでいいやってなっちゃった。
    でも、この本を読んでると、ふらっと飛びたくなっちゃった。安いタイミングに、気軽に休みが取れればいいけれど。

  • LCCについて知らないことばかりで勉強になりました。巻末にはジェットスタージャパンのWeb予約の仕方も掲載。

  • レガシーキャリアとLCCの差がなくなっているのはそうなのだろう。
    香港航空なんかは微妙なのだという。
    機内食まで出しちゃうLCC。
    LCCのおかげで旅がしやすくなったのは間違いない。

  • 格安旅でも有名な著者の読者は、そもそもLCCについてはすでに乗り慣れている可能性が高い。その辺にやや矛盾があったかもしれない。なので彼らにとってそれほど有益な情報が載っているわけでもなく、ならなぜ本書を手にしたかと言えば、それ以上のLCC活用術なり、得難い体験談なりを期待してという事になるが、価格やサービスなどLCC事情は極めて流動的だし(それは本文にもある)、後者に至っては著者もいつまでも過酷な旅が出来る訳でもないから、望むのが無茶というもの。巻末の資料は蛇足だが、もう書く事が無くなったからのように見えた。ただ読めば自分の旅をつい思い出すような感覚はあった。

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著者プロフィール

1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビューし、以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、次々と著作を発表している。『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)、『旅がグンと楽になる7つの極意』(産業編集センター)、『沖縄の離島 路線バスの旅』(双葉社)など著書多数。

「2023年 『旅する桃源郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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