おとなの作文教室 「伝わる文章」が書ける66のコツ (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022619228

作品紹介・あらすじ

【語学/日本語】書き出しがまとまらない。頭の中のイメージを具体的に表現できない──。どうすればスッと伝わり、読み手に負担をかけない文章が書けるか。作文教室に寄せられた投稿と添削から、あなたの文章の弱点が見えてくる。アドバイス満載、文章で損しないための一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 一文を短くする。
    とりわけ、文章の出だしは簡潔にする。
    読点を句点にする。
    つまり、、を。にしてみる。
    主語を明確にする。
    主語と述語は距離を置かないようにする。
    平易な表現にする。
    回りくどい文章は、引き算。つまり、不要な言葉や語句を省略することで、読み易い文章にすることができる。
    符号は気をつけて使う。なるべく多用しない方が良いと思われる。
    同じ言葉は省く。
    重言を避ける。
    回りくどい表現は避ける。
    形容詞をデータに置き換える。
    文章では読者に疑問を残さないことが鉄則。
    推敲する簡単な方法は声に出して読んでみること。
    体言止めや言いさし。つまり、その後に続く言葉を省略した表現はできるだけ避けるようにする。
    上中下は必ずしも必要ない。例えば、必要上、条件下、〜する中。など。
    接続詞を省く。
    基本動詞、いう、みる、いく、ある、ない、できる、なる、える。はできるだけひらがなで書く。これは筆者の好み。
    四字熟語の多くは置き換え表現ができる。例えば、情報共有できる。は情報を共有できる。
    同じ語尾は繰り返さない。
    引用はカッコで示す。
    メールにはメールの作法がある。
    段落変えでは一字下げる。

    メールや日記、毎日書く文章にもっと気を配るきっかけとなる。

  • p.2018/4/9

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著者プロフィール

ジャーナリスト・作家
1953年生まれ。東京大学法学部在学中に、石川啄木をテーマにした小説『北帰行』(河出書房新社)で文藝賞を受賞。朝日新聞社に入社、ニューヨーク特派員、AERA編集委員、ヨーロッパ総局長などを経て、東京本社編集局長。同社を早期退職後は、震災報道と沖縄報道を主な守備範囲として旺盛な取材・執筆活動を展開。『地震と社会』『アジアへ』『傍観者からの手紙』(ともにみすず書房)、『3・11 複合被災』(岩波新書)、『震災と原発 国家の過ち』(朝日新書)、などのジャーナリストとしての著書のほかに、中原清一郎のペンネームで小説『カノン』『人の昏れ方』(ともに河出書房新社)なども発表。

「2018年 『圧倒的!リベラリズム宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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