天才はあきらめた (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
4.06
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本棚登録 : 880
レビュー : 96
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022619365

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】今日も妬み嫉み恨みつらみが止まらない! 南海キャンディーズ・山里亮太は負の感情をどうやってガソリンに変えてきたのか? 自分は天才じゃないと悟った瞬間から地獄のような努力がはじまった。格好悪いこと情けないこと全て書いた芸人の記録。

感想・レビュー・書評

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  • オードリー若林君の帯文がすごく良かったです。面白い。
    山ちゃんのネガティブからのポジティブさというのか、不思議なパワーの生み出し方が彼の経験をもとに書かれていました。
    自らのクズ部分をうまいこと手懐けて、次に向かうパワーに変える力はかなり独特ですがすごいと思いました。
    ややこじらせている山ちゃん独自のやり方なので万人に受けるとは思いませんが、自分に言い訳しがちな人は一読の価値があるのではないかなと思いました。私には響きました。
    TVで山ちゃんがポロッと発言する面白い一言も何気なく言ったように聞こえるけれど実は鍛え抜かれたワードなんだなと思って感心しました。
    仕事の鬼ですね!!

  • 爽快だった。
    笑えて泣けた。
    ダメな自分を鼓舞し退路を断って徹底的に自分を目的に向かわせる。
    それをここまでやり続けるなんて。
    こんなにも自分を律して必死で努力して
    この世界に食らいついてきたのかと恐ろしくなる。
    自分がした酷いことも正直に隠さず書いて。
    (それがなかったら今は無い程の傷を山ちゃんも負っている)

    山ちゃんは証明した。
    サボらずに正しい努力を積み重ね続けた凡人は、
    持って生まれた才能など蹴散らして、
    いつしかなれるはずもなかった「天才」に手が届くと。
    自分が成りうる最強の自分に向かって
    山ちゃんは今日も爆進し続ける。

  • 天才つながりで、今度はこの本を。山里さんのこれまでをご自身で振り返って書かれたものでした。山里さんはTVで見たことはありますが、あんまり深く知らない人。これを読んで、とてもエネルギッシュ、常に前に進んでいこうとする人なんだなと。熱い情熱とか気分の切り替え、驚くほど。テレビで世間に晒されるシビアな世界に生きるのも大変でしょうが、そして他の芸人さんと努力の比較ができませんが、力強さ、情熱、努力することでの天才であることを感じ、読んでいると自分は甘いか思ってしまう。努力努力努力で、多少なりとも影響を受けました。努力の部分だけでなく、ダークな面も書いていて、人間味も感じました。
    間違った方向でやってもダメだし、正しい方向を定めで、絶え間なく努力して成功を収めるのは才能ありだと思います。山里さんを見る目が変わりました。

  • オードリー若林のあとがきまで含めてよかった。自分の弱さを認めて、いかにして自分がサボらないように、努力し続けるようにいられるかを考え、全力で実行する。なんどもなんどもやり方を間違え、色んな人を傷つけ、自分も傷ついてそれでも「何者かになりたい」自分をあきらめない。あきらめないための努力もする。新卒1年目に読ませても面白いかもしれない。

  • やまちゃんお見事!
    すんごい努力家で、脳の切り替え、使い方を自分で見つけてどんどん乗り越えていく。
    そして、分析力が細かい。
    こういう人を天才と言うような気がするが。
    しかし性格が黒い(笑)黒すぎて恐ろしい。
    熱くて周りを支配する精神はあまりキョーレツ。

    でも、よくぞ吐き出したぞ、山ちゃん!
    誰しもある悪と闇。
    こういう感情を受け止める。
    やってしまった過去を受け止める。
    それだから山ちゃんは、
    お茶の間を楽しませてくれるんだろう。

  • 自分とは全く違う世界に生きる人の人生を追体験できるということも読書の醍醐味ですね。お笑いという一見生まれもっての才能が大きいように思える分野でも、ここまで徹底的な努力が背景にあるのかと驚きました。山ちゃん、ものすごい完璧主義ですね。

    心理状態の分析とその描写が秀逸で、気がつけば山ちゃんにシンクロしてしまっている自分がいました。山ちゃんは大学で心理学を専攻していたようですが、それも関係あるのかな?

    負の感情に押しつぶされることなく、それをガソリンにして努力を続けることができる山ちゃん…
    これを世間では天才と言うのでは?

    オードリー若林の解説も必読です!

  • 天才芸人と言ったら、私の中ではダントツで山里亮太さんだったので、あとがきの若林さんの言葉に共感しかなかった。
    ツッコミ、コメント、なんでそんな言葉出てくるの?頭どうなってんの?と。
    嫉妬や怒りを原動力にする生き方も、やっぱり天才だなあと思う。
    苦しくても辛くても、這いつくばってでも前に進もうとしてる。

  • 山ちゃんは本当に天才なんだと思った。
    あんなにもストイックに、自分を鼓舞する力。
    張りぼての自信貯金。
    まさしく自分に必要なもの。
    でも本当にしんどい時にそれを引き出すことが自分にはできない。
    もちろん山ちゃんにもできない時はあった。
    でも山ちゃんは止まらなかった。
    全てをエンジンにして、負の感情を食い物にする。
    凄いなぁ。。

    芸人・山里亮太のこと大好きだけど、この本を読んで、山里亮太という人のことも大好きになった!
    第一線で活躍しているのに、こんなにも葛藤したり、悩んだり、落ち込んだりを今もずっとしているなんて。。。
    一緒に飲んで話を聞いてみたい!

    最後の解説の若林さんの山ちゃんへの愛も良かったなぁ。

    泣くとは思ってなかったのに、こんなにも感情が込み上げてくるとは!!!
    一生懸命な人の言葉は心を打つ!!!

  • すごい密度。自分から逃げない。しずちゃんといいかんじになって良かった。でも、読んでいて苦しい本だった。

  • 予備知識なく読んだ。素直にすごい人だなと思った。
    ものすごいストイック、熱量。目的に向けて自分自身をコントロールする方法。なんとなく、島田紳助さんのお笑いに対して考え方と似てるなと思った。
    第一線で継続して活躍されてる方は、運もあるとは思うが、やはり地道な積み重ねなのだなと思いました。

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