文庫 梅原猛の授業 能を観る (文庫)

  • 朝日新聞出版 (2019年4月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784022619631

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  • 能のどこに草木国土悉皆成仏の思想が出てくるのか、結局よく分からずじまいだったが、能の世界に触れてみたいと思えるくらいはになった。2年前、中3の生徒が舞台に立つというので千本ゑんま堂に狂言を観に行った。話の筋がもう少し分かっていたらと思った。この本をもう一度しっかり読んで、それぞれの作品を観てみたい。観阿弥・世阿弥、どちらが父でどちらが息子か、やっと確信が持てるようになった。どこで見たのか聞いたのか「安宅」(歌舞伎では「勧進帳」)、弁慶と義経の物語、日本人なら当然知っているお話なのだろうか。どうして自分が知りえたのかが不思議。中学で習う?国語に出てくる?音楽に出てくる?それから、ここにも「山姥」は出てきた。やはり柳田國男をしっかり読まないといけない。「蝉丸」なぜだか唯一、百人一首の中で覚えている。母が笑顔で教えてくれたからだろうか。小さい頃、草津にある父方の田舎に毎年盆・正月と訪ねていた。そのときにここが逢坂の関だと聞かされた。本当に唯一これだけ覚えている「これやこの・・・」。自分のことながらいつも思う。これ日本人としてどうなのか。「ラジオ体操」はできない。「君が代」の歌詞は知らない。「百人一首」は一首しか覚えていない。教育のなせる業か、はたまた私の記憶力のせいか。日本という国は好きだし、けっこう買いかぶっているのだけれど。これは梅原・梅棹の影響か。

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著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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