哲学の先生と人生の話をしよう (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022620088

感想・レビュー・書評

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  • 2020年7月新着図書

  • <何について書かれた本か?>
    哲学の先生がメルマガ読者の人生相談に哲学目線で回答する本。共感できない質問者も少なくないが、回答には学ぶところが多い。

    <どんな人に向けて書かれた本か?>
    日常的な悩みに対して哲学的な観点の回答を聞きたい人。

    <トリガーワード>
    ・「モテる」とは「敷居が低い」こと
    ・「未練」とは自分が支払いを受けていない感覚
    ・感情は情動の結果
    ・感情は情動を裏切ることができる
    ・人間性は変わらないけど、成長はする

  • 書かれている内容を丹念読み解いて、書かれていない内容をあぶり出して回答するスタイル。そういう視点もあるのかとひざを打つような内容のものもあれば、最後の方になればなるほど、手法にからめとられて、ちょっと強引すぎるんじゃないかと思われるような回答が多くなったり。特に男前の相談に対してイデアを持ち出したあたりはなんじゃそりゃと思った。ただ総じて書かれていることと書かれていないことに誠実に向き合っていて、得るものが多い本だった。こういった感想文も、自意識がどうのとか分析されてしまうんだろうかなんて書きながら思った。

  • 人生相談の文章からいかに相手のことを細部までイメージし、回答を導くか、著者の想像力と細部までの観察眼を感じさせられた。
    人生相談に対応するためには、これだけ想像力が必要なんだということを思い知らされた本。

  • 人生相談においては、とりわけ言われていないことこそが重要である。人は本当に大切なことを言わないのであり、それを探り当てなければならない。

    うーん、どっかて聞いたようなセリフ。シャーロックホームズか?

  • f.2020/6/11
    p.2020/4/7

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著者プロフィール

1974年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学を経て、現在東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専門は哲学・現代思想。著書に『スピノザの方法』(みすず書房)、『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、増補新版:太田出版)、『ドゥルーズの哲学原理』(岩波現代全書)、『来るべき民主主義』(幻冬舎新書)、『近代政治哲学』(ちくま新書)、『民主主義を直感するために』(晶文社)、『中動態の世界』(医学書院)、『いつもそばには本があった。』(互盛央との共著、講談社選書メチエ)など。訳書に、ジャック・デリダ『マルクスと息子たち』(岩波書店)、ジル・ドゥルーズ『カントの批判哲学』(ちくま学芸文庫)などがある。『暇と退屈の倫理学』で第2回紀伊國屋じんぶん大賞、『中動態の世界』で第16回小林秀雄賞を受賞。

「2019年 『原子力時代における哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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