- 朝日新聞出版 (2021年3月5日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784022620484
作品紹介・あらすじ
たいしてできもしないのに自信満々な人や、人よりできると思っている上司をよく見かける。実は、脳はうぬぼれやすいのだという。毎朝100~200本の学術論文に目を通す人気脳研究者が脳と科学の最新知見をつづる。占い師しいたけ.さんとの対談も収録。
みんなの感想まとめ
脳の働きとその影響を探求する本書は、自己過信や能力の評価に関する興味深い洞察を提供します。著者は、脳の特性や社会的なバイアスについての知識を分かりやすく解説し、日常生活にも応用できる情報を盛り込んでい...
感想・レビュー・書評
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池谷さんの文章は読みやすい。
AIがどんどん時代を変えていってる。最後に、楽しむ能力は人間だけのもの、と書かれていた。毎日を大いに楽しもうと思う。出会う人を巻き込んで、楽しさを分かち合えたら、とってもいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダニング=クルーガー効果(①能力の低い人は、能力が低いが故に、自分が如何に能力が低いかを理解できない。②能力の低い人は他人のスキルも正しく評価できない。③だから、能力の低い人は自分を過大評価する傾向がある。) 革新性と保守性は背反するベクトルではなく、別々の因子として共存できるのです。 「自分の思考について、その参照元を示せるのが一流。二流は借用であることを忘れている」 下劣な優越感が下地にある 自分の内面に宿った醜怪な自尊心に 結局のところ、プラセボ効果は、宗教と科学の境界線に位置する浮島だといってよいでしょう。 作るのも人、使うのも人_。心理性生物であるヒトが干渉しあう以上は、双方の丁々発止は今後も続くのでしょう。 退行実験とは時間を遡行させる誘導術のことです 過去の自分を現在の自分で味付けして未来の自分に託す 骨髄の栄養価は肉をはるかに上回ります ヒトという生物はメビウスの輪の快と不快を往来する性的倒錯(パラフィリア)なのです しょ緒に就いた 情動が枯渇していないことを「悲しい音楽に同情できる自分」の姿を通じて確認しているというわけです 未熟な心は孤独を好まない 「気が合う」とは、相手の意図を「言葉が発せられる前に理解する」ことだと言えそうです。 リズムこそが音楽の核です 人工甘味料がらいさん礼讃される陰で、無根拠に忌避されがちな砂糖が気の毒です。 このように第二の自分が出現する夢を「明晰夢」と呼びます。 死に逝く脳にみられる鮮烈なガンマ活動は、もしかしたら、脳からの人生最期のプレゼントなのかもしれません。 試験管培養した「脳」を生塵に捨てたら殺人罪に相当するのでしょうか 遺伝的原子人は低性能で使い物にならん 「人生が短いのではない。時間の大半を無駄にしているだけだ」
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一つのテーマごとに論文を紹介できる知識は毎回すごいと思う。ただ、今回も本の題名と内容が一致していないように感じ、最終的な結論もないためただ羅列された知識のように感じてしまう。
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1テーマ3ページぐらいで読みやすい。たぶん自分は再読はしなそうと思った。
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相変わらず面白い。日常で使えそうな知識もあった。
学生のとき隣のクラスのメンバーが無個性で平凡な集団のように感じる錯覚に外集団同質性バイアスという名前が付いているのを知って興味深かった。
最後の人工知能の話については、産業革命で古い職に就いていた人々が新しい職に移ったのと同じ構造だから悲観することはないという(他の本などでもよく見る)ロジックだが、あまり納得できなかった。確かに構造は類似しているが、本書にある通り今回機械(人工知能)が獲得しようとしているものはこれまで人間らしさの源と思われていた創造性や直感などだ。そうなった後で人間が人工知能よりも上手くできる仕事がなんなのかは未だよく分かっていない。産業革命のとき、例えば車の登場で仕事を失った馬の御者などは(自分がその職に就くか否かは置いておいて)当時の機械にはできない仕事というのは即答できたのではないだろうか。これまでに感じていたよりも、本書を読んだ後に悲観的な気持ちになった。ただ結論は本書と同じで、結局どのような変化にも対応できるようにニュートラルで柔軟な状態に自分を置いておくしかないのだろう。 -
週刊朝日に連載していたエッセイの書籍化したものの文庫版。精神医学から脳科学や生物学など、様々なヒトの行動に関わる最新研究論文を紹介。結局は人間の性格や気分は自分の臓器の状態にかなりの比率で左右されるのだなあ、と改めて思うなど。やはり腸内環境は脳の活動や精神状態にとっても重要、と再認識。
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2021年3月8日購入。
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著者プロフィール
池谷裕二の作品
