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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784022620507
作品紹介・あらすじ
いまだ根強い人気を誇る数学者にして随筆家初の対談集をここに刊行。各界を代表する碩学たちと語らう歴史・文明・哲学・宗教・美術・俳諧はたまた脳科学まで、岡潔の幅広い思想を吐露した知的な対話4編。巻末に岡潔講演「こころと国語」収録。
みんなの感想まとめ
心の大切さをテーマにした対談集で、歴史や芸術、哲学など多岐にわたる話題が展開されます。岡潔は、司馬遼太郎や井上靖といった著名な碩学たちとの対話を通じて、心の存在が私たちの理解や感情にどれほど深く関わっ...
感想・レビュー・書評
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岡潔さんは、日本よりも多分海外で大変有名な数学者です。この本では司馬遼太郎さんや井上靖さんなどとの対談が収められています。一貫して語られているのは心の大切さ、情緒です。歴史や芸術、医学や俳句などお話の内容は多岐にわたりますが、美しい心があってこそなのだと思いました。心は目に見えないけれど、心なんてないと思っている人はいないでしょう。心がなくて生きることはできません。
私たちはよく「心が痛い」と言います。でも、見ることも触れることもできない心がどうして痛いのでしょう。心は時空を超えて世界に存在しているすべてを貫いているのです。私たちが心なんです。だから、誰かの痛みが自分の痛みになるんです。歴史上の人たちの痛みがわからなくては歴史は理解できません。芭蕉の俳句が理解できるのも心があるからです。心はなんて大きいものでしょう。心の持ち方で世界の見え方はまったく違ってきます。心を育てるのはきっと一生の仕事です。人生の苦しみも悲しみも心を育てる大切な栄養です。鍛えられた心は、私たちに人類の叡智とたくさんの喜びを見せてくれる気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
司馬遼太郎
井上靖
時実利彦
山本健吉
他、講演こころと国語
オビには知性のぶつかり合いとあるけど、大体は相手がちょっと引いている所があって、面白い(笑)
岡潔のエッセイや対談には何度か触れているので、真善美のことや、人間の情緒のことについては、すんなりと読めるようになってきた気がする。
人の本来的なこころの有様って、何だろう?
自分には子育ての経験がないから、何とも言えないけれど、真っ白で生まれてくるのとは、微妙に違うように思う……。
感じ取ることを、いかに深め、鋭くするか。
情景と、人のおこない。
この、どちらもが、育てることに密接に関わっているような気がする。
「女性が本気で育児することを望む」という「本気」が、何を指しているのかまでは、分からなかった。
考えると、それはきっと、より良いレールを敷いてあげるということよりも、もっと根本的な部分を指しているんだろうなと思う。 -
p.2021/6/9
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いつもの図書館の新着書リストの中で目に留まりました。数学者であり随筆家としても一流の岡潔さんの対談集です。
岡さんの著作は以前も「人間の建設」「数学する人生」を読んだことがあるのですが、いずれも私の理解力が全くついていけず文字を追うに止まった記憶があります。
今回の本も、対談の相手が司馬遼太郎さん、井上靖さん、時実利彦さん、山本健吉さんとのことなので、かなり心配でしたが、結果はやはり“返り討ち”です。 -
図書館で借りた本。
司馬遼太郎、井上靖、時実利彦、山本健吉さんたちの対談。
井上さんの『夜の声』が読みたくなった。
岡さんの話は、吸い込まれる。
情緒を大切にし、すみれはすみれ。 -
変わらず難解.思想の根底に流れる,日本独自の文化を全く理解していないと,何故仰る内容が結論として導き出されるのか,思考の過程が全く判らない.時空を超え遥か彼方を御覧になっていらっしゃる.
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