吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる (朝日文庫)

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  • 朝日新聞出版 (2021年9月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784022620552

作品紹介・あらすじ

「厳しすぎ!」という人と、「大好き! 役立ちました!」という人がはっきり分かれた珍しい本です。あなたはどちらでしょう?                           吉本ばなな著者は若くして世の注目を集めたことで、仕事上多くの人と関わり、辛酸も舐めてきた。一方で、友人とのつきあいを大切にし、子育てをし、両親を看取り、50代に入った。10代から60代までの友だちの悩みに、著者ならではの人生体験の厚みで答える好著。・仲のいい友だちが結婚したり好きな仕事をしていると妬んでしまう。・学校でのうわべのつきあい疲れている。本当の友だちを作るには?・職場とプライベートの友だちづきあいの違いは?・ママ友とはどのように付き合えばよい?・子どもの友だち問題にどう介入する?・友人からお金を貸して欲しいと言われたら?・病気になった友だちにどう声をかける?・元カレと友だちになれますか?……などなど、いくつになっても付きまとう「友だち問題」に、具体的な処方箋がいっぱい!

みんなの感想まとめ

人間関係や友だちとの付き合いについて深く考えさせられる一冊です。著者は、10代から60代までの多様な悩みに対し、自身の豊富な経験をもとに丁寧に回答しています。友人との関係に悩む読者にとって、具体的なア...

感想・レビュー・書評

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  • 10代から60代の「友達」についての悩みにばななさんが忖度なしに、丁寧に回答しています。考え方や友達との付き合い方の参考になるのでは。人間関係っていくつになっても悩みがちなので、また読み返したりしたい本です。

  • 厳しいとは思わないけれど、役に立ったとも思わない。一般的な年配者の意見という感じ…
    前書きで〝宇宙人〟みたいに思えるかもと書かれていたけれど、普通の5-60代の方の意見と変わりないのでは?自分語りが多いのも、その年代の方ならではでしょうか。

    時代錯誤まではいかなくとも、古いなぁと思った…

  • 久しぶりに吉本ばななの本を読んだ。やっぱり吉本ばななって面白いなぁって再認識したので、別の本も読んでみようかなって気持ちになった。

  • 前回読んだ時は、当時の年齢のせいか、仕事とパートナーシップみたいな所に目が行ったのですが、今回読み返して、ご病気で亡くなられた方の箇所が1番心に残りました。

    育つうえで、厳しい環境があって、本当は(時間もかかること、むつかしいことだけれど)ゆるむ方向を大切に出来たらよかった。
    でもどうしても、厳しい環境で、ぐっと力を入れて生き延びるためにがんばって、なんとかする感じのまま、厳しい環境に身を置く繰り返しのまま、なかなかゆるむ事が難しかった。
    そんな事が書かれてあって、あえて厳しい所に行ってしまうくせや、ゆるんでいくことについて、考えるきっかけになりました。

    はっとする事が多く、また折にふれて読み返してみたいです。

  • 最後の最後で泣いた、私はこの本めちゃ好きだよ厳しくないよ!

  • 「友だち」はいらないけれど「仲間」は大切、という言葉があった。私の中では、特に話がある訳じゃないけど顔が見たくて連絡しちゃう人は友だち。それ以外は自分の中ではクラスメイトで括っていたけれど枠はもっと外にもあった。本書の中では私の中での友だちは仲間であるようだった。これまでのコミュニティの中で、ただ楽しげに一緒にいるだけの友だちが私にも沢山居たし、今も居る。みないい人たちだったからその時間を後悔はしていないけれど、思い返してみれば心休まらない日々だった。この本の中に「いつも隣にいて価値観もピッタリという存在がいるとしたら、それは自分自身だけ。」という言葉がとても胸に響いた。自分と仲良くなっていれば、基本的に人間は大丈夫と背中を押してもらったような心地よさを覚えた。無理な友達作りはしなくとも、常に心を開いていろんな人と接していれば空いたところに新しいものが入ってくると私も考えることが出来たのでほんの少し生きやすくなった。私の趣味はいくらかマイナー自分の激しさを隠しながら趣味の世界を生きている変わった人達を見つけ出すのはとても大変だけれど、本当に出会ってよかったと思う。人生が終わるころにはバリエーションが豊かな人間関係が構築されていればいいなと漠然と思う。
    本書に登場する〝友だちカウンセリング〟の重要さをいまはよく分かっていない。しかし、本当にちょっとした時、その人の癖が垣間見えた時に「もうそんなこだわり、はずしていいんじゃない?」と自然に言ってあげられることは、カウンセラーではく身近な友だちだからこそできることなので、私だからこそできる自然な接し方で言葉をかけていってあげていきたいと思った。

  • 吉本ばななは下町育ちの自分がすごく好きなんだと感じた。
    紹介には「厳しい」とあったが、どちらかというとちょっと偉そうだなと思う回答もちらほら。

    それとは別に、なるほどと思った点。
    ・問題は分ける。複数の問題をひとつであると勘違いしない。やりがちだが、気をつけないと。
    ・恋人から夫婦になるときにはお金が関係する。言われてみればそうだが、財布がひとつになるということは経済を共にすることで、単に籍を入れる以上の経済的な関係になることだった。

  • 昨今のテレビや本含め、悩み相談は、ある程度"甘え"みたいなものが多い印象。マツコ・デラックス、有吉弘行、高比良くるま、永野しかり。よく相談者に対して叱っているような印象。この本もそんな感じ。たしかに厳しいな(笑)となるところは何個もありましたが、そもそもの悩み相談者に対する"甘え"の部分を的確に見抜いているがゆえと思われる。たしかに悩みを勝手に自分で複雑化して整理できていないことも、友だちの前にまず自分を見つめきれてない"甘え"かもしれない。

    でも友だちの言葉って人生の分岐に意外とどでかいきっかけを与えてくれるよね。

  • ハッキリ、サッパリしていて好き。
    確かに、
    職場は友達を作る場所ではない。

    吉本ばななさんのアドバイス通りに動くには、
    自分の価値観をしっかり持って、
    精神的に強くないとできないな、と思った。

  • たくさん心に残ったフレーズがあったけど、
    いい友達をもつにはじぶんのことをよく知るように。
    人間関係は流動的に
    ってのが好きだった

  • 姉が貸してくれた本。
    姉には深く刺さったようでおもしろかった!と言っていたけど、私には厳しすぎたかなぁ。読み手によって受け取り方がバラバラ、とは書かれていたけどその通りでした。

    「そういうのは友達とは言わない」と言われてしまうとわたしには一人も友達がいないのかもしれない…とズーンとしてしまった。友達、仲間、と区切らずにもっとゆるく生きていきたいかな。

  • 読みたいところ、読む気にならないところ両方あった。詩みたいにその時々の状況によって響く言葉とか悩みが違うのだろうって思った。悩みができたら読み返そう。

  • 正解のない人生の悩みに、ばななさんならこうする!と悩みに寄り添いながらも断言してくれたのが良い
    何度も読み返したいし手元に置いておきたい一冊

  • そういう視点から来るか!って感じ。
    「はじめに」に書かれていたけど、「宇宙人」のアドバイス。でも、わからない、とか、響かない、わけではない。さすがの文章力。見方の次元が違うのかな。私は好き。

  • ・人生相談物好きとして、それなりに色々な本を読んで来た身なのだけど、読後の印象が、何か変わった本だな〜っていう。
    ・その変わった部分って、なんか説明しにくいんだけど…。
    ・通常こういう事の解答って今の現実に則して解答者が自分のロジックで整理しながら、解答していくってパターンが多いのだけど、どちらかというと吉本さんのロジックのみでバッサバッサと切り倒す、みたいな印象。ちょっとは世の中の事も考慮するけれど、優先度は低い、みたいな。
    ・何か変わっているけど、これはこれで興味深い、と思いながら読んでいた。

  • まず質問の内容が、今現在だったりこれまでだったりで自分が悩んできた、しかもこれはセンシティブだろう!と思ってた系の悩みの数々で、まじで人間ってみんな同じような悩みを普遍的に抱えて生きてる生き物なんだなって思った。自分の悩みって、こうやってすでに大体同じ悩みを抱えた先人が答えを出しているから、時代が変わっていったとしても、自分が何事もなく100歳まで生きるとして、少なくともわたしが生きる残りの数十年間は、なんか凹んでも生きていけそうだなって感じた。
    あとこれ、、あとがきの吉本ばななさんとご友人のエピソードがめちゃくちゃ良かったんだけど…。読んでて泣くと思わなかった…。

  • ひとが悩み相談に答えてるの聴いたり読んだりするの好きなのなんでだろ?自分の悩みと重ならなくても。相談を受ける人の人生観が現れてしまうからか。
    この本を厳しいとも大好きとも思わなかったけれど、吉本ばななさんが下町育ちというのはすごく合点がいった。(わたしも下町暮らしなので。)
    とても死に近い人という印象があるので、やはり死生観が感じ取れるところはとくに読みごたえがあり、意外にも育児に関する心構えにすごく共感できた。

  • 厳しさは誠実に相手に接する時、自ずと立ち現れてくるものだと思いましたが、ここまではっきり表現されていることも新鮮に感じました。それだけ、煩わしいことには関わらない方が良い、という事なかれ主義に自分が染まっているからなのだと気づきました。一見飄々とした中に愛情たっぷりなお人柄が伝わってきました。

  • 吉本ばななさんの本はなぜか今まで読んだことがなく、これが初めて。

    友達についての悩みに吉本さんの回答していて、なるほど、と思うものが多かったです。私は現在は友達関係で悩みはないので、特に厳しいと感じることはありませんでした。

    10代や20代に読んでいたら、何か参考になるようなことがあったかも?娘が中学生か高校生になったらプレゼントしたいと思う本。

    これを機会に、吉本さんの小説も読んでみようと思いました。

  • あまり刺さらなかった

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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