まだまだ 身の下相談にお答えします (朝日文庫)

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  • 朝日新聞出版 (2022年5月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784022620668

作品紹介・あらすじ

著者の人生相談が読めるのはこの本だけ! 父が憎い、母が憎い、夫のストレス・妻のイライラ、いつまでも子どもが心配……家族問題からジェンダーまで、切実な悩みに、ジェンダー研究の成果を踏まえて具体的・実践的に答えます。

みんなの感想まとめ

多様な悩みに対して、著者が具体的かつ実践的なアドバイスを提供するこの本は、読者にとって心強い味方となります。家族問題やジェンダーに関する悩みなど、さまざまな相談に対して、著者は鋭い視点で切り込むため、...

感想・レビュー・書評

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  • 上野千鶴子さんのお悩みへの回答集。3冊目である。

    なんとも痛快。
    私の尊敬する人の一人、改めてこの人が好きだと思いながら拝読しました。

    その人にとってはいつまでも考え込んでしまう尽きない悩み。まじめに悩んでいるが、実はサクッと解決できるものもある。
    要するに自分のことは自分が一番わかっているようで固定観念もあるのだ。
    正解なんてないかも知れないけど、上野さんに言われたらそっかーと思える。

    クヨクヨせず割り切って楽しく生きようよ。

  • 新聞コラム、人生相談の回答集。
    上野先生がバサッとお悩みを斬ってくれる
    気持ちよさがある。
    前作も読みたい。

  • いろんな悩みを持っている人がいるのだということを再認識した.ただ、それを書き出したことで何割かは解決の筋道が見えてくるような気もする.上野先生の回答も理路整然と問題を様々な面から潰していく手法を採用しているので、相談者もある程度納得できる雰囲気になるのではないかと推測する.あっと驚くような悩みを期待したが、平凡な事象に悩んでいる人が多いのだと思った.

  • 僕は誰かに人生相談をしたい、なんていう気持ちになったことがないけれど、相談したい人にとっては切実な問題なんだろう。その切実な内容を、真摯かつさっさと分解してわかりやすく指摘する本。さすがである。
    相談は、親子だったり夫婦だったりの、ドロドロしたやつが多い。野次馬的に、そんなことあるんだ〜、という、ちょっと違った楽しみ方(ごめん)もある。

  • ズバッと厳しかったり、愛情のある回答だったり、それぞれのお悩みに的確なアドバイス。

    似たような悩みが少し形を変えている。
    そうなると、アドバイスというのは大きく分けることができ、そこからその人の深刻度や環境などによって細分化されるんだろうなと思う。

    また、書き方によって一見同じような状況でも視点が違うことがあり、その人が自己中心なのかそうでないかなどがわかる。
    上野先生は鋭く見抜いていらっしゃる!

  • やっぱり上野さんの回答は痛快!特に年配の男性へのそれは最高。質問を読んだときのもやもやをスパッと斬ってくれる。ここまで納得させる言葉を言ってくれる人は、現実にも紙面にもネット上にもあんまりいないんじゃないだろうか。
    悩みといっても紐解いていくと嫉妬や甘え、依存など様々。でも結局は自分の捉え方次第だろう。その捉え方の一つを教えてくれる頼もしい一冊。

  • 上野先生の主観による人生相談で、回答内容は分かるんだけれど、質問者に共感できず、同じようには悩まないなと。相談者目線ではなく、回答者目線になってしまった。得るもの少なし。

    私はリアルタイムじゃないが、『Hot-Dog
    PRESS』という雑誌での北方謙三の人生相談。とにかく、ソープに行け!という伝説のそれの真逆をいくような、上野先生の「セックスが人生に占める比重は年齢によって変わります。やがてなんであんなものにふりまわされていたのか、と思える時も来ますよ」という回答。素敵です。執着や持続こそ悩みの元凶。断ち切るべし、身の下。

  • 「身の下相談にお答えします」のレビューに、『面白かった!元気が出ます。』と書いた、7年前の自分。今は、ただ面白かったとは言えないけど、やっぱり元気は出ますよ!

  • 問題の本質をズバッと指摘しつつ、厳しくも愛のある回答で、さすが上野先生だなぁと思った。相談内容によっては、相談者自身の覚悟の問題だったり、相談者が問題から逃げて他に転嫁してるだけであったりするのだけど、そこを指摘するだけでなく、必ず一旦は相談者の気持ちを慮る言葉がある。自分も日々の業務で依頼者に対して、こんな風に愛を持って厳しく進められたら理想だなと感じた。

  • 上野先生自身の立ち位置がしっかりしているので回答もブレず、キッパリしていて大好きです

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著者プロフィール

社会学者。東京大学名誉教授。1948年、富山県生まれ。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。女性学、ジェンダー研究のパイオニア。現在は高齢者の介護とケアの問題についても研究している。京都大学大学院修了後、平安女学院短期大学助教授、京都精華大学助教授、メキシコ大学院大学客員教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。1994年、『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。著書に、『家父長制と資本制』(岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『女の子はどう生きるか』(岩波ジュニア新書)、『アンチ・アンチエイジングの思想』(みすず書房)など多数。

「2026年 『新版 女の本屋の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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