- 朝日新聞出版 (2024年4月5日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784022620965
作品紹介・あらすじ
シニアならではの旅がある。デパート大食堂やキハ車両といった子供のころの記憶をたどる旅、70歳間近という年齢なりのフェリーやバスの旅、コロナ禍での高尾山通いなど、これまでの軌跡を振り返りながら国内ひとり旅を味わう。
感想・レビュー・書評
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毎日37度前後の暑い日が続く中、なかなか没頭できず、旅の楽しさを味わう事が出来なかった。
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下川裕治、若い時はタイの旅行記など結構読んだが、これは国内旅行。書き方も当時読んでた時は面白みを感じたが、あまりドキドキワクワク感を感じなかった。シニア旅行だからかなぁ?
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海外での厳しい節約旅行のイメージ色濃い著者も、身体的減退など年齢的な束縛からは逃れられず、本書で語られる国内バス旅は、ある意味新境地ともとらえられる。それが新しい読者層を拓くかは疑問で、かつ本書は全編回顧調でもあり、番外編的な位置づけになりそう。
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歳を重ねると自分を振り返る。そんなことを思いながら、永六輔の家に帰る旅という言葉を思い出していた。
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著者は1954年生まれの旅行作家。主にアジア・沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。だが、コロナ禍で海外に出る回数が激減、2023年夏、ようやく旅を再開、国内を歩いた。
本書はその記録である。 花巻のデパート大食堂、ディーゼル車キハ40系が走る小湊鉄道、吉田拓郎の歌で有名な苫小牧発仙台行きフェリー、高尾山登山、路線バス旅などシニアのひとり旅ならではの味わい深い内容になっている。
同年代の自分としては、時代を遡ってノスタルジーに耽りながら読めるところに魅力を感じた。
最後に紹介されている小豆島に辿り着いた俳人・尾崎放哉が酒に溺れ、寺男になったのが山頭火とダブるところも興味深かった。
ただ、暗渠道や路線バスに関する記述は都内の地理や歴史、交通に関して詳細に書かれているものの、地方に住み、地理勘がなく想像力に乏しい自分には少し退屈だった。 -
2024年4月読了。
著者プロフィール
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