トリウム原子炉の道 世界の現況と開発秘史 (朝日選書)

制作 : 野島佳子 
  • 朝日新聞出版
2.20
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本棚登録 : 35
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022630087

作品紹介・あらすじ

ウランを使わない原子炉があった!第二次大戦後の開発期に、数々の利点をもつトリウム原発はウラン原発に敗れ、歴史の舞台から消えた。しかしウラン原発の行きづまりと共に中国、インドを含む各国でトリウム原発は再び注目を集めている。復活の流れを紹介し、消された歴史を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 聞けば聞くほど、安全な次世代の原子炉、という話しか出てこないトリウム原子炉について正確に理解したいと思って。トリウムの埋蔵量の話、トリウム核分裂系列の安全性の話、溶融塩炉の固有安全性の話など。非技術的な、伝記話や歴史話が多く冗長だったが、スタートとして必要な情報が得られた。
    ますます、なぜトリウム原子炉を作らないのか?今、トリウムを最も推進しているのは中国なのだが、エネルギー覇権として大丈夫なのか?いまだにウラン軽水炉やら、高速増殖炉を抱えて道筋未定のまま、金ばっかり浪費していて大丈夫なのか?といった疑問は解消されなかった。

  • 興味深い内容ではあるが、もう一段、踏み込んで、政治的にも経済的にも技術的にも、どのようにすればこの「比較的取り扱いやすい」原子炉が実現するのか、疑問が残った。

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