落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する (朝日選書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 39
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022630544

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】仏教を知ると、もっと落語が楽しめる! 宗教学者で僧侶の著者が、歴史的に文化的に日本仏教と芸能のかかわり、落語の源流にある仏教の説教、宗派仏教と落語の演目を読み解く力作。「蒟蒻問答」「寿限無」「宗論」など人気の噺の理解が深まる。

感想・レビュー・書評

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  • 最後に付録としてついていた「お座参り」
    どうしても声に出してみたくてやってみた。
    落語を声に出してみるのは初めてだったが、とても面白かった。大阪弁が心地よく(自分が口にするのも、それをまた耳から聞くのも)、大阪弁のアクセントを身につけている自分がうれしかった。
    この経験だけでも、この本を読んで良かった。

    以上のことは、この本の感想としてはズレてるようだが、どうしても先に書いておきたかった。

    この本にも書かれている通り、釈先生は「落語と仏教」をテーマに相愛大学で講座を持っておられる。ありがたいことに一般に公開されている。
    その講座に1年通った私(事情が許すならもっと通いたかった)としては、そこでお聞きした内容も重なり、復習にもなり、とても面白かった。「落語と仏教」を重ねて論じられるなんて、釈先生ならではだ。

    大阪のお近くに住んでおられる方は、ぜひ大学の後期に開講されている講座に参加されることをオススメしたい。四代目春団治襲名の決まった桂春之輔師匠とで担当されていて、釈先生の講義、春之輔先生ご推薦の落語家による実演、春之輔先生のお話という豪華3本立て。
    爆笑しながら、勉強できる。
    春団治師匠を毎週見られるというミーハー心も満たされる。

    ここで私が宣伝したところで、何の役にも立たないような気もするが、ホントにオススメです。

    この本は、今年の河合隼雄賞を受賞した。
    釈先生、おめでとうございます。
    と、こんなところで言っててもなぁ…私…

  • 17/02/10。北御堂公開シンポジウムにて。

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著者プロフィール

1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞。主な著書に『いきなりはじめる仏教生活』(新潮文庫)、『ゼロからの宗教の授業』(東京書籍)、『宗教は人を救えるのか』(角川SSCC新書)、『日本霊性論』(内田樹との共著、NHK出版新書)、『死では終わらない物語について書こうと思う』(文芸春秋)などがある。

「2017年 『聖地巡礼 コンティニュード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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