国民義勇戦闘隊と学徒隊 隠蔽された「一億総特攻」の記録 (朝日選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022631084

作品紹介・あらすじ

女性や少年も含めた一般国民を戦闘員として動員する「国民義勇戦闘隊」。敗戦間際の1945年、本土決戦に備えて組織された部隊の新資料が、戦後70年以上経て発見された。「1億総特攻」の戦闘が寸前まで迫っていた実態を第一級の資料が示す。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:210.75A/Sa25k//K

  • 第1章 「本土決戦」と国民義勇隊の創設
    第2章 「一億総特攻」への準備
    第3章 各地における国民義勇隊の結成と動員
    第4章 老若男女に課せられた兵役
    第5章 国民義勇戦闘隊の戦闘方法と『国民抗戦必携』
    第6章 学徒義勇隊と戦闘訓練
    第7章 国民義勇戦闘隊の戦死者

     1945年夏の「本土決戦」で、実際に「国民」がどのように組織されようとし、どのような戦闘が求められていたかについて、残された資料から検討した一冊。実際に国民義勇戦闘隊が戦闘を強いられた樺太での事例が紹介されることで、軍・政府が考えた計画がいかに机上の空論だったかが理解される構成となっている。「ありえた本土決戦」のイメージを掴む上では必読文献と言える。

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著者プロフィール

斉藤利彦

1953年福島県生まれ。学習院大学文学部教育学科教授。博士(教育学)。東京大学法学部卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了。学習院大学助教授などを経て、94年より現職。著書に『作家太宰治の誕生』(岩波書店)、『試験と競争の学校史』(講談社学術文庫)、『学校文化の史的研究』(編著、東京大学出版会)、『明仁天皇と平和主義』(朝日新書)など。

「2019年 『「誉れの子」と戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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