ミッドナイトコール (朝日文芸文庫)

著者 : 上野千鶴子
  • 朝日新聞 (1993年6月1日発売)
3.58
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  • 20レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022640109

ミッドナイトコール (朝日文芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 確か大学生の頃、読んだと思います。
    エッセイは、その人のことが少し分かります。
    楽しいエッセイでした。

    また近く読み直したいです。

    2013年8月 再読
    やっぱり、面白かった(笑)
    目の付け所が普通の人とは違う感じ(笑)

  • 上野千鶴子のエッセイ集。
    多彩な顔を持っていることに驚く一冊。

    なんとなく人間離れした感じを抱いてしまう著者だが、実は同じ感覚をもっている(まぁ、あたりまえだが)んだなーと親近感もわく。その中にキラッと光る鋭さがあるのもまたいい。

    (まっちー)

  • 目の前の用には立ちそうもない私語を学ぶというとてつもないぜいたくに、目前の必要に追われてその日暮らしをしていたわたしは青ざめた。

  • わかりやすい文章で書かれたエッセイ。男と女は社会的に作られるものなのだということがよくわかる。
    男は男の、女は女の世界で生き、お互いに交流を持つこともなく別々の世界で成長し大人にならざるを得ない社会が垣間見える。
    そこに隔たりがあることにさえ気付かない人、何の疑問も感じない人たちがいるということも事実だろうと思う。

  • 上野千鶴子御代の私信。
    読みやすかったし、たくさんうなずけた。
    「自分は」どう生きたいか。
    社会で女性は未だにマイノリティだと感じます先生。

  • 上野先生の「私」が知れておもしろかった。迎合??、カメレオンのようにスタイルを変えておられるのがある種の才能なのでしょう。学者であって、芸術家ではないということがよくわかるエッセイ集でした。

  • 面白かった。読みやすかった。

  • 「これまで口にしたことがないことを、これまで書いたことのない文体で」彼女の気持ちが綴られている。そこには飾らない等身大の人間がいる。その時に応じて必要とされている自分を演出する、私もそうやって生きている。一部を見てその人間がわかるわけではないのだ。

  • 「夢よりも現実の方がよっぽど豊かだ」
    上野千鶴子が今まで語らなかった私について語ったエッセイ。一流の学者であることは単にガリ勉の秀才であるわけではないことが分かる。情熱、あるいは生きる力がなければ勉強なんてできない。

    上野千鶴子の研究は現実を変容させようとするイデオロギーがかったものである。だから、彼女の思想に与することができるか否かで彼女に傾斜するか、離反するかが別れる。

    私自身、彼女の思想には賛成できない。ただ、人とかモノとか社会の見方に非常に憧れる。「怖い」「強い」「排他的」という上野女史の見方が「かわいい」に変わった本。

    こんな文章を書けるだけの厚みのある人間になりたい。

  • ____________
     わたしの目の前にある本は、不要不急の書物だ。話題の著者でもなければ注目の本でもない。もしかしたら、日本人の中では、わたししか読まないかもしれない書物だ。わたしは午後のけだるい風に身をまかせながら、書物に目を走らせる。カーテンがゆらぎ、一陣の微風が頁の上を走る。わたしのほかにはだれもいない。
     まったく、何という至福だったろう。わたしは自分が目先の役にはまったく立たないことをしているというぜいたくな喜びで満たされていた。自分が研究者になったのはこのためだったと思えるほどの喜びだった。   (p.49)
    _________________________

    ・・・・・・・研究者になりてぇ

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