街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫)

著者 : 司馬遼太郎
  • 朝日新聞社 (1994年11月1日発売)
3.71
  • (14)
  • (23)
  • (32)
  • (1)
  • (0)
  • 本棚登録 :196
  • レビュー :23
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022640536

街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 日本の鎖国時代にも交流のあった数少ない国オランダ、というと、
    遠い国なのになんとなく近くに感じる。
    技術の国であり、合理的な考えの国であり、本書からはそのさらりとした気風を感じることができる。
    かと思いきや、かのゴッホを生んだ国でもあり、その極端に純化された生への洞察も深い。
    締切堤防見にいきたいなあ。。

  • まず、知識の豊富さに驚いてしまう。
    そしてこの人の周りにいる人がみんな知性に溢れていて上品で・・・
    たんなる旅のエッセイでは終わらない、現代は巨大な歴史の中の続きの中で成り立っているんだなぁ・・・としばし呆然。
    どこかに旅行に行く前に、街道をゆくシリーズは読んだ方がいいのかも。

  • この世は神が創ったが、オランダはオランダ人が創った。のだ。

  • オランダ紀行文ではあるが、それよりは日蘭関係やオランダの文化、歴史、宗教、気質についてまとめられた上質のオランダ案内書と言える。ライデン大学、シーボルト、咸臨丸の建造場所ルーベンス、ゴッホ、レンブラントなどなど聞き覚えのある地名、有名人がいろいろ出てきて非常に興味深い。これからオランダ旅行をする方に是非お勧めしたい。

  • 司馬遼太郎のエッセイは、下手な歴史の教科書よりわかりやすい&面白い!
    17世紀海運国家として世界を席巻するまでのオランダ、同国が生んだ画家レンブラントやゴッホについて、案内を務めてくれた夫婦について……などなど、話題はとびつつも、ユニークなオランダ像が見ることができ、エッセイとして&オランダの歴史の大体を学ぶ書としても良い本だと思う。

    <div class=\"booklog-all\" style=\"margin-bottom:10px;\"><div class=\"booklog-data\" style=\"float:left; width:300px;\"><div class=\"booklog-title\"><a href=\"http://www.amazon.co.jp/%E8%A1%97%E9%81%93%E3%82%92%E3%82%86%E3%81%8F%E3%80%8835%E3%80%89%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E7%B4%80%E8%A1%8C-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%87%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8F%B8%E9%A6%AC-%E9%81%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4022640537%3FSubscriptionId%3D08M7KT9XDNR3N95ANHR2%26tag%3Dbooklog.jp3-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4022640537\" target=\"_blank\">街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫)</a></div><div class=\"booklog-pub\"> 司馬 遼太郎</div><div class=\"booklog-info\" style=\"margin-top:10px;\">Amazonランキング:22611位<br>Amazonおすすめ度:<img src=\"http://booklog.jp/img/5.gif\"><br> </div><div class=\"booklog-link\" style=\"margin-top:10px;\"><a href=\"http://www.amazon.co.jp/%E8%A1%97%E9%81%93%E3%82%92%E3%82%86%E3%81%8F%E3%80%8835%E3%80%89%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E7%B4%80%E8%A1%8C-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%87%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8F%B8%E9%A6%AC-%E9%81%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4022640537%3FSubscriptionId%3D08M7KT9XDNR3N95ANHR2%26tag%3Dbooklog.jp3-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4022640537\" target=\"_blank\">Amazonで詳細を見る</a><br><a href=\"http://detail.booklog.jp/asin/4022640537/via=xiaoyou\" target=\"_blank\">Booklogでレビューを見る</a> by <a href=\"http://booklog.jp\" target=\"_blank\">Booklog</a><br></div></div><br style=\"clear:left\"></div>

  • この、考察の縦横無尽さをどう表現するべきかはわからない。どんなものでも、「司馬号」に乗せられて旅を・・・、ってかんじ。「事実」が「観念」を突き破るパワーを持っており、その象徴を(時代とシンクロさせつつ)オランダととらえているのが印象的。

  • 街道をゆくのシリーズでオランダを取り上げたところが、司馬さんらしい。興味のあるところしか行かないという姿勢がある意味すがすがしい。美しい自然や街並みだけでなくその背後にある人間の営みを感じさせる一冊

  • 教養が邪魔をするって冗談があるじゃないですか。

    しかし、教養は役立つことはあっても、邪魔をすることはないですよね。

    教養なんかあればあるほど良いのであって、それだけ人生が豊かになることは間違いないでしょう。

    司馬遼太郎は教養人であることに異議を挟む人はいないでしょう。

    彼の書くものは小説に限らず、こういう紀行文でもアチコチとわき道に逸れる傾向があります。

    この本の趣旨は、日本とオランダを歴史的な視点から見ようというもの。

    彼はオランダ、はたまたドイツやベルギーまで寄り道をしながら各地を訪問していく。

    その都度、彼の教養が邪魔をして話が飛ぶ。

    それを彼は楽しんでいるフシがある。

    咸臨丸に飛び、レンブラントに飛び、ゴッホに、シーボルトに、メグレ警視に、鴎外に、ルーベンスに、プロテスタントに、ピョートルに、朱子学に・・・・と飛ぶ。

    中でもゴッホに対する思い入れは深い。

    こういう教養人にとって、旅行ほど楽しいものはないのじゃないでしょうか。

    こうやってアチコチ飛びつつも、日本人にとってオランダ人とは何かが何となく炙り出されてくる仕掛け。

    もう四半世紀前に書かれた紀行文ですから、氏が百科事典を引いて調べる箇所がいくつか出てくる。

    帰国後に書斎で分厚い辞典を調べる彼の姿が想像できますね。

    ところが、現代ではネットに繋がる環境で旅行できるので、旅行中に何でも調べることが出来る時代なのです。

    氏のような教養を身に着けていなくとも、ぼくのような凡人でも多少は同じような旅行スタイルを真似ることができるのではないでしょうか。

  • 新書文庫

  • 2013.4.6 読了

全23件中 1 - 10件を表示

街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫)のその他の作品

司馬遼太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫)はこんな本です

街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする