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- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022640956
感想・レビュー・書評
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井上章一さんの本はどれもそうだが、とにかく文献に当たりまくっている。
「それどっから調べたんですか?」と驚きを禁じえない資料収集能力を見習いたい。
また、当時のまま正確に引用するので、時代背景などもよくわかる。
本の作り方としても、非常に勉強になる。
内容は、もちろん群を抜いて面白い。
このような根本的な問いを立て、調べ尽くす姿勢が素晴らし過ぎる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はたして美人とは何か?時代によってもちろん美人の定義は変わる。しかし、美人に憧れをもつのは男女ともに今も昔も変わらない(少し大げさだが)。
面食いは悪なのか?なぜ、面食いはいけないという認識が生まれたのか、またなぜ性格を重視していく傾向が社会的に発生したのか、その謎がこの本には書かれている。井上氏がかなりの書物を読み研究にいそしんだからこそここまで完成度が高い本になったのだろう。この本には真実のみが赤裸々に書かれている。
井上氏を世に広めるきっかけとなった一冊。