うわの空―ドイツその日暮らし (朝日文芸文庫)

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  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022641014

作品紹介・あらすじ

「壁」崩壊直後のドイツへ。ボン大学からの招聘に意気軒昂と旅立った社会学者を待っていたものは。熱く語り合っては国家の変容を検分し、女性学の現状に世界を見る。あちら風の温泉のハシゴに博物館巡り、好意もあれば嫌がらせもたっぷり。目の離せない激動の日々から生み出された充実のレポート。

感想・レビュー・書評

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  • (2003.07.16読了)(2002.02.01購入)
    ドイツその日暮らし
    (「BOOK」データベースより)amazon
    「壁」崩壊直後のドイツへ。ボン大学からの招聘に意気軒昂と旅立った社会学者を待っていたものは。熱く語り合っては国家の変容を検分し、女性学の現状に世界を見る。あちら風の温泉のハシゴに博物館巡り、好意もあれば嫌がらせもたっぷり。目の離せない激動の日々から生み出された充実のレポート。

    ☆関連図書(既読)
    「若きウェルテルの悩み」ゲーテ著・竹山道雄訳、岩波文庫、1951.04.25
    「物語 ドイツの歴史」阿部謹也著、中公新書、1998.05.25
    「住まなきゃわからないドイツ」熊谷徹著、新潮文庫、2001.03.01

  • 上野千鶴子先生のドイツ滞在記。
    一見、エッセイ風の軽い読み物のようでありながら、著者独自の鋭い観察眼が光る。
    中でも印象的なのは、著者とドイツ人の10歳の子供との会話。
    ナチスの強制収容所跡を訪問する著者に、知人の子供が「どうして行くの?」と尋ねる。
    気持ちのいい経験とは言えない、でも、あなたも日本に行く機会があったら、広島に行った方がいいわと答えた著者に、子供がこう言うのだ。
    「でも広島じゃ、日本人は、責められてる側じゃないでしょ」
    私もドイツは関心のある国の一つであるが、特に同じ敗戦国として、見習うところが非常に大きいと感じる。

  • 現代評論

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著者プロフィール

1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクショネットワーク(WAN)理事長。専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間、教育と研究に従事。著書に『近代家族の成立と終焉』、『家父長制と資本』(岩波書店)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『女ぎらい』(紀伊國屋書店)、『ケアの社会学』(太田出版)、『サヨナラ、学校化社会』など多数。

「2018年 『情報生産者になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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