ヨーロッパ・二つの窓 Toledo・Venezia (朝日文芸文庫)

  • 朝日新聞社 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784022641571

みんなの感想まとめ

ヨーロッパの文学や芸術、歴史に深く迫る対談が展開されており、文化的多様性や歴史的重層性が巧みに論じられています。堀田善衛と加藤周一の二人は、長年の滞在経験を通じて実際に見聞したトレドやヴェネツィアの様...

感想・レビュー・書評

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  • 堀田善衛と加藤周一の二人が、ヨーロッパの文学、芸術、歴史について蘊蓄を傾けつつ、その文化的な多様性と歴史的な重層性を論じている対談です。

    両者ともにヨーロッパに長く滞在した経験があり、トレドとヴェネツィアなどじっさいに彼らが見聞した都市の様子についての感想を織り交ぜながら、幾重にも入り組んだヨーロッパ精神のいくつかの襞にスポット・ライトをあてており、おもしろく読みました。

  • (「BOOK」データベースより)
    国と国とが地続きのヨーロッパでは、地形や言語・宗教・文化の違いが国境よりも大きな“境界”として人々を隔てている。独立を叫ぶ地方の背景にあるもの、北と南の文化の違い、そして今も生きる中世の影―。永年暮らした経験と、広い視野、深い知識で、ヨーロッパに働く遠心力と求心力を読み解く。

  • 堀田氏と加藤氏の対談という形。

    トレドもヴェネツィアも行ったことがないけれど、新しいヨーロッパの見方を提示されてすごく面白かった。

    もっと話を深く掘り下げて(というかもっと長く)話して欲しいなぁと思うくらいどの話も興味深かった。

    最後のナポレオンの話は、先に読んだ佐々木中の切手本を思い出した。どこか通ずるところがあった。

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