吉本興業女マネージャー奮戦記「そんなアホな!」 (朝日文庫)

著者 : 大谷由里子
  • 朝日新聞社 (1999年5月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022641977

吉本興業女マネージャー奮戦記「そんなアホな!」 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 講師コンテスト仕掛け人(?)の若かりし日の奮戦記。濃い日々だった。

    ・まだ、木村も若い頃、番組の本番前に木村あてに電話がかかってきたんや。
    わしは、その時、勘でわしのことやと思った。
    それで、木村に『何の電話や?」と尋ねたんや。
    そしたらあいつ『なんでもないです。僕への仕事の電話です』と答えよった。
    そして、本番が終わった時に『さっきはすみませんでした。実はさっきの電話、横山さん(横山やすし)のおかあさんが亡くなられたという電話でした。わたしの勝手な判断で隠させていただきました』と言いよった。
    死んでしまったものはしゃあない。本番前にわざわざ言う必要ないわな。あいつはすごくシビアな判断で自分の仕事とわしを守りよった。
    わしは、あの時、あいつはできる、と思ったんや」

    >//>結果を見通す力。
    僕の場合、基本的に可能性が広がる方向に考えてしまって苦手だ。ふと思い出したのが、ベイビーステップというテニス少年の漫画(面白い)。

    主人公は細かく対戦相手のデータをノートに取る。
    どこを観察するのか聞かれて、
    “まずプレースタイルを見てその次に各ショットの特徴かな…。
    例えばサーブだったらリズムや癖の他にも得意と苦手を知っておきたいんだ。
    だから球種とコースをできるだけ見て書いておいて
    後で検証したりイメージしやすくなるようにしてる。
    特にセカンドサーブは誰だって安全重視だから得意な球種とコースが出やすい所だよね。
    スタイルと各ショットの特徴を掴んだら、その人の特徴も知っておきたい。
    例えばブレイクされそうなピンチの時。間をとるのか、急ぐのか、強気でいくか、弱気になるか。そういう時、サーブの球威、コースはどう変化するのか。”
    と答える。
    この下りを読んで、ああ、個性を見極める人はこういう興味の持ち方をしているんだ、と腑に落ちた。
    人の判断に興味を持って観察し、それを繰り返しているので、どこに注目したら良いかの型を持っている。
    僕にはあまり無い特性で、個性を判断する鋭い型を持っている人に憧れるのだが、そういう人はそもそもその前に好奇心がそちらに向いていて、情報を大量に集めているんだ。

    ―閑話休題
    さて、横山やすしさん(きよしさんとのコンビ)を売り出した敏腕マネージャーだった木村氏が横山さんの個性を見て判断したのか、結果を見通して判断したのか分からない。
    でも多分、何があると結果はこうなる、また可能性があると興味を持っていつも考えている人が、結果を見通すのだろう。

  • 読んだ

    吉本の元マネージャー松岡由里子さんの自伝。
    横山やすしさんのマネージャーとして従事し、横山さんをビンタした
    唯一のマネージャー

    ダウンタウンは同期くらいナイナイは年下。
    自分の読みたかった世代の芸人さんはあまり出て来なかったけど
    予想とは違う方向に面白かった

    当時ほとんどいなかった吉本の女子マネージャーが入社から
    どのように立ちまわったか新たなジャンルの先輩社員講話

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