人に言えない習慣、罪深い愉しみ―読書中毒者の懺悔 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 97
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022643131

感想・レビュー・書評

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  • 2009年3月7日~9日。
    「週刊朝日」や「読売新聞」に連載されていた書評を集めたもの。 
    「本格書評」となっているが、本格ではないだろう。
     この作者が本格的に書評を書いたらこんなもんじゃないはず。
     軽くさら、と読めてしまう。
     が、それでも何冊かは読んでみたい気持ちも湧く。

  • この本のタイトルからいかにも隠微な本であるように見えますが、高橋源一郎の週刊朝日・読売・朝日での書評集です。そしてやはり著者らしくいかにも「隠微!」な表現が多く出てきます。本人の著書の案内もいくつかありますが、「日本文学盛衰史」などは私も読んだことがあり、確かに石川啄木などを性的な倒錯者のように描かれていました。朝日などで掲載されていたということは実に冒険であったと思うのですが、評者が誰かは書かれていないとあまり意識しませんですね。楽しく読むことができた書評も多かったですが、全体としては軽すぎる印象です。

  • 2013/1/26購入

  • そうそう。
    つまるところ、人に言えない、言う相手を選んでしまう、罪深い楽しみなのです、読書って。

  • そうだ! この中に紹介された本を片っ端から読んでみたならば、少しはマシな頭になるかもしれない。けどどんなに頑張ってみたところで、私はタカハシさんのように考えることはできないね(なぜなら私はタカハシさんではないのです)
    だからせめて、批評はしないでおこうとおもうのです。タカハシさんがしているみたいに。どんな小説も、どんな漫画も、音楽も、映画も、自分のみたものすべて。だってどんなものでも、自分より完璧に劣っているなんてこと、ありっこないですもの。

  • 高橋源一郎が実に良い読者であることがわかる。

  •  書評としては面白い。

  • 年輪を重ねるごとにこの人の小説の好きさ加減がぐんぐんと加速していて、そんな小説家が示す日々の読書の一部をこうして読ませてもらえるというのはまったく罪深いことだよなあ、と新しい何かを掴んでデビューしてきた作家の小説について評している切れ味のある文章を読んでじーん、とそう感じるのだった。さて、そろそろこの著者・高橋源一郎の小説を追っていかないとなあ……今後しばらくは競馬エッセイだけ読んでいくことにして、小説世界へ打ちのめされにいこうか。いや、競馬エッセイでも打ちのめされていそうだけど。あと、他の著者が書いた読書についての本も読んでいこうか。2005-12-21読了。

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著者プロフィール

1951年、広島県生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人賞優秀作を受賞しデビュー。『優雅で感傷的な日本野球』で三島賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎賞を受賞。

「2018年 『作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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