生きるなんて (朝日文庫 ま 3-3)

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 96
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022643971

感想・レビュー・書評

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  • これは読まなくてもいい

  • 2015.5.22著者による人生論。自立とは何かを知りたくて読んだ。ひじょーに厳しく、ひじょーに耳が痛い。私のような甘ったれた人間には、「そんなに現実は悪いものかな」「そうは言うけど人間そんな強くないよ」なんていう言葉が頭の奥から響いてくる。強い言葉、人生観を投げかけられた自分を、弱い甘ったれた自立できてない自分を正当化しようと、半自動的に言い訳のような言葉と不快感が湧き上がってくる。今の私には、人生の厳しさ、不条理に立ち向かう勇気も関心もないなと、情けなくなった。ここに書かれていることに意義を唱えるためには、実際に生きて、経験して、確かめるしかない。現実を知らずのうのうと甘ったれて生きる私には文句を述べる資格はないようにも思う。少しずつでもいいから、自立した個人、私として人生を生きることのできる人間になりたい。とりあえず、無知は搾取されるのみと知り、勉強がんばろうと思う。無関心、他力依存から、自立した無頼漢になるための、厳しくも力強い人生指南書。

  • 辛口に「自立して生きていくとはどういうことか」について11の切り口から説いた本。

    全体的に何処かで聞いたことのあるような話。最初キツい言葉を並べ、現状を鑑み、筆者が嘆くといった構図のようなものが随所に見られる。
    言いたいこともわかるし、首肯できる部分もある。しかし、文章構成から「基本的に気まぐれで投げっぱなし」という印象を強く受ける。その点が不親切であるし、不快。
    中でも最も気になったのは、「現状」を裏付けするデータがないこと。それらしい「良いこと」が書かれてあったとしても、その根拠がない以上、それはただの仮説にすぎないと思う。

    散々書いたが、たしかに「自分で自分を掴みとり、上手に舵取りしていきたい」という考えを持っている人には興味深い内容かもしれない。もっとも、全てを鵜呑みにしないという前提条件は必須であると思うけれど。

  • こんな物言いじゃ世界どころか目の前の人一人だって動かせない。反面教師にはなった

  • 自己啓発本の一種で、現実に則したことを指摘しながら、どうすればいいのかを書いてある。
    しかし、私には若干、後ろ向きな発言が多く目につき、あまり前向きな気分にはなれなかった。どうしようもなく凹んでいるときに、自分を慰めてから上を向く際には、ちょうど良い本かもしれない。
    現状の私には合わない内容なので星は3つにしました。

  • 著者の人生論
    まさにそのとおりです。
    文学と言葉を極限まで格闘してきた文章と精神、
    私は好きです。

  • 自分にしんどいときに読むと、その率直な内容に叱咤激励を受ける一冊。涙が流れるのはその奥に著者の真っ直ぐな生き方を感じるからだろう。

  • 厳しい・・・けど、おっしゃる通り。

    この人は、
    本当に「生き」ている。

    心を強く持って、人生を腐らせないようにしよう。

  • 6/21

  • 大きなことを成し遂げたい人へ。

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著者プロフィール

丸山 健二(まるやま けんじ)
1943年長野県生まれ。1964年国立仙台電波高等学校卒。
1966年に第23回文学界新人賞を受賞した小説「夏の流れ」が、1967年に第56回芥川龍之介賞を受賞。23歳0カ月での芥川賞最年少受賞記録は2004年に19歳の綿矢りさが受賞するまで破られなかった。男性作家としては最年少受賞者。
1973年に「雨のドラゴン」が第9回谷崎潤一郎賞候補作、1976年に「火山の歌」が第12回谷崎潤一郎賞候補作、1987年に「月に泣く」が第14回川端康成文学賞候補作となる。しかし全て受賞を辞退。
2013年、丸山健二文学賞創設。2015年丸山健二塾を開始。長野県安曇野に移住し、文壇と一線を画した独自の創作活動を続けている。

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