男に生まれて 江戸鰹節商い始末 (朝日文庫 あ 27-2)

著者 : 荒俣宏
  • 朝日新聞社 (2007年9月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644107

男に生まれて 江戸鰹節商い始末 (朝日文庫 あ 27-2)の感想・レビュー・書評

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  •  副題が「江戸鰹節商い始末」であの「にんべん」の八代目が主人公。幕末の日本橋界隈の町人気質、べらんめぇ調と気風の良さ、涙と笑い、そして主人公が老舗とあって交際メンバーも一流どころ。幕末エンターテーメントとなんじゃない、って言えるほど個性派ぞろいで楽しい。
     江戸城明け渡しの重要な話の為に、石岡鉄太郎が勝海舟のお使いみたいに西郷隆盛に会いに出向くのは???むしろ石岡自身も交渉人だろう、、、で実話からはそれるのだが、当時商品券、為替があったり、株式の話や兌換性による紙幣発行など、明治生まれの「経済」という言葉は、むしろ現象の後から出てきた概念だったんだと思う。
     啖呵をきったら止まらない男ども。「こんどは男に生まれて」という女将さんがた、いやいや腹が据わった女将さんあってからこそ。女が強いね。

  • 本書は二〇〇四年九月、朝日新聞社より発行されました。

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