相棒season1 (朝日文庫 い 68-2)

  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644282

作品紹介・あらすじ

警視庁の窓際部署、特命係に所属する杉下右京と亀山薫。贈収賄、警察の不祥事、少年犯罪、催眠術などあらゆる事件に首を突っ込み、右京の推理と薫のヤマ勘で次々と解決へと導く。そんなとき、右京が狙撃されるという事件が!15年ぶりに明かされる右京の過去、特命係の秘密とは。連続ドラマ化された最初のシーズンの全12話を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 12話分を9話に再編成したノベライズ。
    前後編を1話にまとめる形をとったのが1話、
    1話完結の3話分を1話に落とし込んでるのが1話。
    結末をいじらずに流れだけを変える手法が
    小説家としてのプライドであり、チャレンジなんだろうなと思う。
    ドラマをくまなく見てて違和感を感じる人も多いのかもしれないけど、
    個人的には単純に並べるのではなく、絡めるように展開させた力技を買いたい。

    読後感が薄ら寒いと感じた話が2つ。
    ひとつは『小さな目撃者』。
    10歳の少年が明確な意思を以って行動を起こしているということに
    末恐ろしいものを感じた。
    もうひとつは『特命係、最後の事件』。
    決着のつけ方が小野田官房長らしいのだが
    明らかに右京さんが納得してなさそうな感じが読後のモヤモヤとして残った。
    逆に読み終わってちょっとだけ温かい気持ちになれたのが『殺しのカクテル』。
    バーテンダーのプロ意識とカクテルに隠されたドラマがじんわり浸みた。
    個人的には普段いがみ合ってる伊丹刑事と薫ちゃんが
    なんだかんだでいい関係だというのが随所に見えてたのが嬉しかった。

    2011年にヴェネツィア国際映画祭で新人賞を取った染谷将太さんが
    出演者の中にいたことに吃驚した。
    子役からやってたのね。知らなかった。

    取り敢えず表ペンネームのトリックかぶりを探して読んでみたいと思う。

  • テレビの方が伝わる

  • ドラマのかなり忠実なノベライズで、ページの都合で気持ち薄味だけど懐かしく読める。
    個人的には右京の表情だけはドラマだとかなり薄いのを自分で解釈しなくてはいけないが、小説だとある程度言葉で明確に書かれている印象。

  • テレビドラマを観ましたが、ノベライズも楽しめました。
    続編も読みたいです。

  • この本は、様々な事件を解明していく二人の警視庁の話です。主人公の杉下右京の超人的な推理力には驚かされます。自分が予想していた結末と違うことが多くそれにまた驚かされます。

  •  ドラマは、放映日に家にいないことが多いんで、殆ど見たことないんですけど。
     図書館に最新刊があったんで、どうせなら最初から読もうかと思いまして。

     ドラマになった原作小説でなく、ドラマのノベライズてことで、めっちゃドラマの雰囲気を意識してますね。
     小説やマンガの映像化だと、原作の設定を残しながらもオリジナルの部分を出したりすることあるけど、そういうのがない。

     あと、ドラマは全12話なの、小説は全9話に再構成されてて。
     ドラマの前後編を1話に纏めたのかな、て思ってたら、ドラマでは放送回が前後してたり離れてたりするのが纏められてた。
     道理で1つの話に2つの事件が入っているのがあると思った。
     でも結局全12話を掲載するんだから、そんな再構成必要だったの? て思うけど。

  • このシーズンは、まじめにテレビを見ていたので、脳内では懐かしい面々が大活躍。

    しかし、このシリーズって、ここで終わるかも?だったのかね。
    だって、最後の章が最後の事件って、タイトルなんだもん。
    まさか、15年も続くとはおもわずかね?

    唯一、嫌いな人間が出てくる。
    閣下、嫌いです。。。腹立つ。。

  • 【あらすじ】
    警視庁の窓際部署、特命係に所属する杉下右京と亀山薫。贈収賄、警察の不祥事、少年犯罪、催眠術などあらゆる事件に首を突っ込み、右京の推理と薫のヤマ勘で次々と解決へと導く。そんなとき、右京が狙撃されるという事件が!15年ぶりに明かされる右京の過去、特命係の秘密とは。連続ドラマ化された最初のシーズンの全12話を収録。

    【感想】

  • 2015年12月24日に開催された第1回ビブリオバトル市内中学生大会D会場で発表された本です。

  • 脳内でキャストで再生される。

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