チキンライスと旅の空 池波正太郎エッセイ・シリーズ 4 (朝日文庫)

  • 朝日新聞社 (2008年2月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784022644305

みんなの感想まとめ

旅と食べ物をテーマにしたエッセイは、著者の豊かな経験と記憶を通じて、読者に美味しい料理の魅力を伝えます。池波正太郎が描く食の世界は、彼自身の旅の思い出や、戦前・戦後の東京、さらにはパリやバリ島の名店を...

感想・レビュー・書評

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  • 池波正太郎エッセイ・シリーズ第四弾。池波氏の旅の思い出や食べ物の記憶等について綴った名エッセイ。私、個人的には食べ物についての知識をたくさんいただいた。巻末に作家逢坂 剛さんとジャーナリスト重金敦之さんの対談があり、なかで逢坂さんが言っている「池波さんの作品というのは、何度も繰り返し読めるんですよね。」同感です。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“文壇レシピ”で登場。
    http://nestle.jp/entertain/cafe/


    本の中に登場するあの美味しそうな一品を
    実際に再現してみよう!というこのコーナー。

    第24回目に紹介されたのは、池波正太郎の「チキンライスと旅の空」に登場する『チキンライス』。

    ―プリプリと歯ごたえのある鶏肉がたっぷりと入り、トマトケチャップで熱く香ばしく炒めた飯を、
    あたたかく燃えているストーブの傍で食べるたのしさ、うまさ、うれしさというものは、たとえようもなかった。


    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php

  • 司馬遼太郎の旅と食べ物をテーマとしたエッセイ集

    小学校卒業後、株屋の小僧として兜町で働いていた著者は、まだ10代の頃から、お金を握りしめて、美味しいお店を食べ歩いてた。
    戦前、戦後の東京、そしてパリやバリ島など、美味しい物を食べて歩く。
    無くなってしまった名店もあるが、多くの店が未だに老舗として健在なのは嬉しい。

  • 家にあったので正月休みに読みました。
    池波氏は元々脚本や台本を書いてらしたのですね。だからこそあのテンポ良い文章が生まれたのか、と初めて知りました。
    それにしても江戸は当たり前ですが昭和も遠くなったなあと読みながらしみじみ思いました。昔の男性がえばっていられたのは家族をきちんと支える給料と責任を負っていたからなんだよなあと何となく思いました。個人的には女性もきちんと稼ぐことが出来、男性にかしづかなくて良い社会の方が嬉しいですし、生活が便利になったことも喜ばしい限りです。ですが反面、季節やしきたりが軽んじられ、古いものより新しいものの方が偉大で正しいんだ、と言うような風潮や、便利なことに慣れ過ぎてしまっている今の生活には疑問を感じることがあります。ありがたいと思う心や感謝の気持ちを忘れてはイカンよなあなんてことを思いながら読みました。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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