ゴンゾウ 伝説の刑事 (朝日文庫 こ 24-1)

  • 朝日新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644497

作品紹介・あらすじ

警視庁井の頭署の会計課備品係・係長の黒木俊英は元捜査一課の刑事だ。かつてはエースだったが、今は「ゴンゾウ」と呼ばれている。「ゴンゾウ」とは、警察の古い隠語で、働かない警官のことである。いったい、黒木の過去に何があったのか…?人気連続ドラマ「ゴンゾウ」(テレビ朝日系)待望のノベライズ。

感想・レビュー・書評

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  • テレビドラマのノベライズ。軽い感じで終わっていくのかな、と思いましたが、なかなかいい人間ドラマでした。最後の盛り上がりも良かったです。

  • テレ朝で放映された刑事ドラマのノベライズ。小説として普通に面白かった。脚本家がミステリではなく人間ドラマを書きたかったというように、捜査から新事実が分かって物語が進展するので新本格ファン向きではないかも。

  • 「ゴンゾウ」
    やや設定に出来過ぎなところがあるものの、
    楽しめますね。相棒を書いた人が作者だったような気がします。

    (事件はアッチでもコッチでも起きているわけね)

  • 愛した女キョウコを殺されたトラウマから伝説の刑事からいまやゴンゾウといわれるやくたたずに成り下がった黒木。しかし関内でヴァイオリニストと後輩の鶴が撃たれたことから、かつての部下にむりやり捜査に引っ張り出される。いろいろな人々とかかわり、やがて事件はキョウコの件に繋がっていき...。

    ドラマにはまってノベライズ本を買ってしまった。スッキリした文章で読みやすかった。

  • 今 (3/04)メーテレで再放送中。

    津市美里館。

  • 内容:ダメ警官という意味のゴンゾウと呼ばれている備品係の黒田が

    頑張って捜査して、真犯人を捕まえる話

    感想:

    この本は今までの推理小説とまったく違って、

    真犯人に到達するまでの推理とかはほとんどと言っていいほど無く

    元捜査課・現備品係の黒田とその黒田について来た部下

    などなどその他もろもろの人間関係がとても濃くて、面白かったです。

    ちょこっと読むつもりが夢中になって読んでいたので

    すごく読みやすい作りになっていてオススメです。

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著者プロフィール

2002年脚本家デビュー。「ALWAYS 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。「ゴンゾウ 伝説の刑事」で向田邦子賞受賞。主な作品に「外事警察」(NHK)、「鈴木先生」「リーガル・ハイ」「デート〜恋とはどんなものかしら〜」「コンフィデンスマンJP」。またEテレ子ども向け人形劇「Q〜こどものための哲学」の脚本を担当するなど多分野にわたり活躍。

「2023年 『どうする家康 三』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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