街道をゆく 19 中国・江南のみち (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644657

作品紹介・あらすじ

シックイ、茶、急須、ウダツの原型を考えつつ、著者は蘇州や杭州を歩く。紹興では作家魯迅を思う。名作「故郷」の舞台である。少年時代の魯迅の英雄、幼友達の〓(るん)土の孫が、当時の魯迅記念館の責任者だった。筆者はうれしくて飛び上がる。旅の終わりは寧波。船に乗って港を走ると、回りは中国伝統の帆船、ジャンクだらけだった。ジャンクもまた、筆者のあこがれだった。

感想・レビュー・書評

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  •  中原からみると、長江流域は遅れた地域だったんですね。でも、越の民族神は禹、というのは何でなんですかね。
     印象的な個所が多く、エバーノートにいっぱい取り込みました。

  • 文字が発達し中原=文化・政治の中心とみられがちな中、
    長江流域文明への考察を考えさせる視点を新たに考える上でも
    よい本でした。

    日本語の呉音と漢音の使い分け、銭や黄金からシルクロードまで
    考えた上でなぜ、日本が中国文明に使節を派遣したかなど
    よくわかります。

    目から鱗の作品。

  •  司馬遼太郎の中国ものは、氏の硬質な筆致がより一層際立つようで、混沌として様々なものの際限なき坩堝のようなイメージがある私に取っては、面白いのだが非常に戸惑いも多く、ある意味読みにくいものだった。しかし気がつけば氏の思索のその先を必死に追っていて、実際、非常に楽しんでいる自分がいる。
     しかし、街道をゆくにかのなんでも鑑定団でおなじみの中村誠之助氏が出てくるとは相当びっくりである。

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