ネクロポリス 下 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.52
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本棚登録 : 2956
レビュー : 241
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644701

感想・レビュー・書評

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  • どうしても続きが気になり夜通し読んでしまった。
    残り5分の1を切ってもまだ何も解決していなかったので不安になったが、結局肩透かしをくらったような終わり方のように感じた。ハッピーエンドだけれど、何だかすっきりしない気持ちだ。

  • ジュンの研究者としてのフィルターを通して語られ
    日本とイギリスの文化が融合しているという設定を
    うまく使っている。
    軽い蘊蓄は大好きなので、その部分の説明は楽しかった。
    名前だけとはいえ、柳田國男まで引っ張り出してくる。
    やはり文化人類学が関わると、出した方が重みが出る?(^◇^;)
    外国人の目から見た鳥居の印象も興味深かった。

    後半に入って更に盛り上がるも、残りのページの厚さに
    これは間違いなく、尻すぼみに終わるな・・・と予測。
    案の定、サクっと終わらせてくれた。
    なんでいつも一番大事なところで失速するのか・・・
    物語の緊張感に耐えられなかったのか?
    色々とモヤモヤしますぅ~

    面白かったのは、萩尾望都さんの解説。
    やはり、Vファーはどこにあるのかってことが
    すごく気になったんだよね。
    まぁ~文中にも書かれていたけど、なるほど納得。

  • 終わり方が少し物足りなかった。
    伏線が張り巡らされてて読んでてすごくスリルがあり、ページをめくる手が止まらずどう回収していくのか楽しみにしていただけに、すこし残念。(とくにジミーとテリーに関して)
    上・下巻通してとても引き込まれる世界観に時間を忘れて没頭しました◎

  • 死者が現れるアナザーヒルで展開される薄暗く所々湿った感じ世界観がすごく魅力的な作品です。私が恩田陸作品を好きになったきっかけの小説です。

  • サマンサの正体、アスナの行方、黒婦人の行方、アナザー・ヒルの変化についてなど、ハッピーエンドと言っていいような結末でした。

    ジミーとテリーの関係だけ、三役の説明と実際が違いそうでしたが、血塗れジャックが誰だったのかがはっきりしてすっきりしました。

    結末はあっさりしてて拍子抜けしますが、たくさんの謎をああだこうだ言って推理してる時が一番面白いですね。
    恐怖感も煽られて、はたから見てれば恐怖もエンターテイメントなんだなと思いました。

  • ファンタジーだということで読んでみた。
    イギリスと日本が混ざってる感じは終始違和感をかんじていたが、ところどころで昔ながらの伝承や、慣習の話が出てきたりして、そこら辺は楽しめた。
    世界観は結構好きだったし、こういうジャンルを書く作家さんは一貫した考えを持っていることを知った。
    ラストは決死の様子だった割に大したスリルもなく、そのままパッとしないまま終わってしまった。
    最後、ラインマンとケント叔父とジュンの3人での旅はいったいなんの意味があったの?

    結局なにも解決してない気がする…

    2018.5

  • 彼岸と此岸の境を描いた物語。ファンタジックサスペンスホラー。
    文化とは呪いに近いのではないか。死んだ人間の思念がずっとその場に残り、生きた人間の思考に干渉し続ける。抗いがたく受け入れるしかないことの方が多く、尚且つその最中にいることすら気づかない。人のこころを理解する場合、この呪いともいうべき文化の影響を考慮にいれざるを得ない。
    土地には力がある。それはその土地で死んでいった人々の思念の力だ。

  • オチがすごかった。
    あっけにとられる展開

    世界観は好きだったが、もうひとつ

  • 夏になると怖い話が無性に読みたくなります。そんな衝動でこの本を読みました。同作者で「月の裏側」という作品がありそれを読んだとき、初めて味わうような恐怖を感じ、読みながら何度も後ろを確認しました。その感じを期待し読みだしたのですが、恐怖はそこまで感じませんでした。もちろんところどころにゾッとする箇所はありましたが。
    ミステリーというか・・・少しファンタジーも入ってますかね。読み進めると謎がたくさん現れ、それが最後には答えが出されるのは気持ちがいいのですが、少しアッサリしすぎではないかしらと思うラストでした。でも概ね面白いです。

  • 恩田さんを好きな人なら文句は言わないのでしょうが、やっぱり最後はご都合主義というか何でもありな展開で、ものすごく壮大で大きく広げた風呂敷を、ささっと適当に畳まれてしまい、急に梯子を外された印象。
    この世界観はとてもおもしろく、ワクワクしながら読み進められたという点では満足なのですが、期待が大きい分がっかりも大きかった。

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