街道をゆく 21 神戸・横浜散歩、芸備の道 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.70
  • (1)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 48
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644749

作品紹介・あらすじ

広島から根の谷川・江の川に沿って、毛利氏の本貫などをゆく「芸備の道」。「安芸門徒」とその地名を冠されるまでに一向宗の盛んな土地にあって門徒を先鋭化させることなく、むしろ取り込んでいった元就の器量を思う。「神戸散歩」「横浜散歩」では二大港都を相次いで歩く。神戸のあっけらかんとした明るさと、旧幕時代以来の歴史が横浜に含ませる苦味を、鮮やかに浮かび上がらせた。大きな活字で装いも新たに、新装文庫版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 紀行文。話題が横にそれまくるのは著者特有か。

  • お客さんに進められていたのと、岡山情報求めて読んだが収穫なし。
    でも芸備の道では真宗の強い地域では民話が残らないなど宗教観を興味深く読みました。宗派の違いに興味があるので丁寧に説明してくれていて面白かった。毛利元就って武将の宗教の扱いをべた褒めしていたが、その通りなら稀有な上に立つ能力の人だったんだと思う。キリスト教が入ってきたとき、日本は新しい仏教の一派が来たのだと思わなかった、それくらい他宗派に寛容であったことを仄暗く描かれているのは暗澹たる気持ちになった。それは日本の宗教の美点だと思っていたい。九州では真宗がキリスト教くらい弾圧されたというのは初めて知った。日本の仏教にもそのような歴史があること、学んでいきたい。

  • 横浜と神戸という開国後に成立した港を語る話は興味深かった!

  • 大阪に住んでいて、大阪はもちろん大好きで、当然に阪神ファン。京都も結構好きで、よく行きます。しかし、神戸は機会がなかったのか、好きになれませんでした。これを読んで、せっかく近くに住んでるんだから、行かなあかんなぁ、という気になりました。まず甲子園より西へ。

  • 普段は何気なく歩いていた街並みが、十倍興味深くなれる本です。
    昔歩いた街並みを歴史を深く考えながらもう一度歩いてみたいです。

全6件中 1 - 6件を表示

プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

街道をゆく 21 神戸・横浜散歩、芸備の道 (朝日文庫)のその他の作品

司馬遼太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする