街道をゆく 29 秋田県散歩、飛騨紀行 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.79
  • (3)
  • (6)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644831

作品紹介・あらすじ

象潟の蚶満寺に、『街道をゆく』としてはめずらしく戦友を訪ねるところから「秋田県散歩」の旅は始まる。菅江真澄、狩野亨吉、内藤湖南など、清明無私で著者好みの先人を追う足は、南部との藩境近くまで伸びた。「飛騨の匠」の伝統、戦国期の支配者・金森氏の洗練、鉱山を背景にした富裕の跡を訪ねる「飛騨紀行」。下界と隔絶した感のある高原の国ゆえに残る「品のよさ」を再確認する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人物に寄りすぎているからか、秋田は少しとっつきにくかった。飛騨は街並みの情景が思い起こされ、歴史の細部が書かれていて読み応えがあった。

  • 書架の整理を…と手に取った本。

    秋田も飛騨も自分にとってはとてつもなくゆかりのない土地。秋田は盛岡に行く道すがら田沢湖脇を通り抜けた記憶ぐらいしかなく、飛騨に至っては故郷の隣接県であるにも関わらず今や世界遺産となっている白川郷でさえも訪れたことがないという始末。そんな地を興味深い歴史上の人物を通して再認識できたことは嬉しい出来事。つい先日読了したばかりの柳宗悦作品の引用もみつけこれまた嬉し。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

司馬遼太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×