街道をゆく 37 本郷界隈 (朝日文庫)

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  • 朝日新聞出版
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感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644916

感想・レビュー・書評

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  • 何やら間違って手に取ってしまったらしい。

    本37巻の前にある本所深川散歩・神田界隈を飛ばしてこれを読むことになったのだが、それはそれ。実は何らかの力に導かれてそうなってしまったようだ。冒頭の数章において読了したばかりの「胡蝶の夢」に含まれるあちこちの江戸界隈の場面がまるで「回想ダイジェスト版」といった様相で流れてくるのである。んー、心地よい。

    数年前実施した東京散歩の際には上野寛永寺から不忍池あたりを歩いて彰義隊に想いを馳せたりしていたのであるが、その地と他に歩いた神田神保町界隈とを結ぶその中間点にこの地区があることを自分のメンタルマップ内で改めて認識するとすぐにでもまたこの辺りを歩いて見たくなる衝動に駆られるのだ。

    ぜひ実施しよう、この冬のこの地再訪問の際には。

    そして「三四郎」、きちんと読むこと。

  • 3年ぶりに行動制限が解除された大型連休の機会に、谷根千界隈(団子坂、鴎外記念館、根津権現、旧岩崎邸ほか)を散歩して参りました。本郷界隈を歩きつつ、確か司馬さんの‘街道をゆく‘ に出て来た場所、と思い出し、改めてこの本を本棚から探しだして、再読中。 街道をゆくを読みつつ、この仕事は、宮本常一の仕事(旅する巨人)と似ているのでは、とも思う次第です。司馬さんの詳細な歴史の解説(含む、円朝、志ん生の比較、森鴎外、夏目漱石の作品論等)に、☆五つであります。

  • 本郷界隈がこんなにも歴史に囲まれた場所だったのかと気づかされた。
    江戸時代の加賀藩邸のあったので時代。明治以降、東京大学ができた時代。
    とくに漱石、「三四郎」の世界を歩く道行きは楽しかった。三四郎の時代、司馬遼太郎が歩いた時代、そして今。

    本郷界隈は「坂」の町であることも、よくわかる。知っている「坂」もいくつかあるし、知らない坂も行ってみたい。

  • 【いちぶん】
    私は、子規がすきである。子規のことを考えていると、そこにいるような気がしてくる。
    (p.168)

  • 拾い読み。少しずつ&何度でも読むつもり。真砂町のあの眺め、正岡子規も好きだったと知って心温まった。今は住宅だらけだけど。

  • 14/8/3読了

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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