- Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022644923
作品紹介・あらすじ
日本人の先祖の一派で、5〜10世紀に北海道を拠点に活躍したオホーツク人。幻の海洋民族の痕跡をたずね、著者は稚内、枝幸、常呂、網走などを歩いた。少年時代からの考古学ファンで、さらに雄大な北海道考古学の世界に魅せらせる。「雪の季節に北海道に行ってみたかった」という一行そのままに、ゴム長姿で雪を蹴散らし、地元に溶け込んでいく。
感想・レビュー・書評
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正に縄文を旅している私にピッタリな「街道を行く」でした。サロマ湖畔の常呂遺跡が出てきたときには、もう嬉しくって・・・
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コロナ禍が開けたら旅行に行こうと思っていたが、そのための予習になった。オホーツクの歴史や文化は奥深く、本州とは大きく異なる。それに自然が雄太。早く旅したい。
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旅の目的地に合わせて読むことにしているシリーズ。少し冗長だがアイヌの歴史や言葉に深く触れていて面白い。
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網走旅行前に読みました。
オホーツク人の存在は北海道に住んでいながらこの本を読むまで知りませんでした。どこから来てどのように居なくなったのか未解決の部分が多い人達ですが、そこがまた想像を掻き立てる…そうかこれが考古学のロマンなのかと無知ながらも感じることが出来ました。
モヨロ貝塚を発見した米村さんが本職の床屋をうまく使いつつ好きな考古学を突き進んでいくのがよかったです。手に職は大事。
網走はいい街でした。次は流氷の時期に再訪したいです。 -
大分前に