おとり捜査官 2 視覚 (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (2009年4月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784022644985

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるミステリーが展開される本作は、首都高での衝突火災事故を発端に、救急隊員の消失やバラバラ死体の発見など、衝撃的な事件が次々と繰り広げられます。主人公北見志穂が大学時代の友人の無実を証明する...

感想・レビュー・書評

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  • 『娯楽』★★★★★ 10
    【詩情】★★★☆☆ 9
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★★☆ 8
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★☆☆ 3
    【尖鋭】★★★★★ 15
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★★☆ 8

    《総合》77 B+

  • 神狩りで一世風靡した山田正紀先生の名に引き寄せられ読んでしまったが、四半世紀前の刑事物ではさすがに色褪せて見える・・・犯人の異常性を二つも上乗せしてはミステリとしては破綻してますよね

  • 評価のみ

  • 首都高での衝突火災事故、救急車の盗難、犯人と緊急隊員の消失、死体が首都高でバラバラに分散されて発見、という事件の発端は非常に引き込まれる内容であった。
    被害者も容疑者も、主人公北見志穂の大学時代の友人であり、容疑者の無実を証明するために奮闘、被害者が勤めていた銀座のバーへの潜入捜査、首都高で行われていたある出来事を突きとめる過程、別のバラバラ死体の発見、岩槻市での調査、新たな容疑者の特定と遺体の発掘、犯人との対決、といったストーリー展開も悪くない。
    警察の当初の事件の見方に大きな誤りであったことが判明し、事件の経過が逆転するところがこの作品の一番の見所。精神的に特異な犯人像を示した点も評価できる。
    しかしながら、前作と比較すると、物足りなさを感じる。緊急隊員の遺体をどうして持ち去らなければならなかったのか、という大きな謎の回答は期待外れだし、事件の背景にあった首都高での出来事も現実味に乏しい。何よりも、北見志穂のおとり捜査官としての見せ場が、今回はほとんどなかったのが残念である。

  • 面白いのだけど・・・
    このシリーズは結局全て
    犯人は刑法39条に係わるのか?
    最終的には精神鑑定が必要な。

    ミステリーとしては
    最後でどんでん返しが来るし
    えっ?と言う犯人で
    へっ?と驚けるのだが
    第1弾もこちらも、
    最後は犯人に精神鑑定・・・。

    実際も知らないだけで多いのだろうか?
    被害者が守られない日本だから・・・。

  • これはかなりグロかった。
    読んでいてちょっと嫌になってきてしまいました。

  • 生まれながらの被害者タイプである志穂の犯罪との戦いの物語であり、優秀なミステリー作品であるというのが2巻目まで読んだ今のところの印象。
    しかし今回はサイコサスペンスな雰囲気がより強いです。

    犯罪の描写が厳しめで、電車内で読むには何となく隣の人が見てないか気になったりしましたが読むのを止めれなかった…。ラストの展開に少し驚きました。

  • 猟奇性とエロス、そして狂気に彩られたサイコスリラーです。
    バラバラ殺人という派手な様相を利用して、こっそりと真相を隠蔽するトリックが非常に秀逸です。 ジェットコースターのような怒濤の展開も必見。シリーズ随一の傑作です。

  • 今となってはずいぶん昔に書かれた話だが古くささは感じない。1巻とはまたずいぶんと趣が違うが、こっちの方が好みかな。すぐに次巻を読みたくなってしまった。

  • テーマが猟奇淫楽殺人なので、あまり読後感はよくない。特に女性はご注意。前作同様、後半は怒涛の展開でテンポよく読めた。前半読み進まない原因は、謎解明の主体が主人公ではないからかもしれない。捜査本部が捜査を進めていくのは現実味があるけど。個人的には推理力を発揮して謎を解いていく王道パターンの方が牽引力があって読みやすい。

  • シリーズ1の「触覚」読んだ後、続けて2の「視覚」。

    面白いには違いないけど・・・エログロミステリーといった雰囲気。
    首都高バラバラ殺人、淫楽殺人と最初から最後まで派手に事件が起こっております。
    結構、細かく死体の描写など書かれているので、グロいのがダメな人は読まない方が良いかも。

    ただ今回は、凄惨な殺人事件がストーリーのメインになってしまって、そもそも囮捜査官が必要なのか?と思ってしまったので、星1減。
    銀座のクラブへの潜入は、囮捜査じゃないような気も。
    最後の場面は囮捜査なのかもしれないけれど、何となく印象が薄い。

    事件は地味?だったけれど、1の「触覚」の方が囮捜査官の存在意義があったような気がします。

  • 一巻に引き続き、すげー面白くってぶるぶるする。
    転、転、転の構成も素晴らしく面白いし(これぞミステリ!)、
    キャラの作り方にも無理がない。
    みんな、どこかにいそうなリアルさがある。

    はやく三巻を読まねば!

  • 面白いんだけど、全体的に気持ち悪い。

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著者プロフィール

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍。

「2023年 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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