おとり捜査官 4 嗅覚 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022645043

感想・レビュー・書評

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  • 評価は3

    内容(BOOKデーターベース)
    連続放火事件の捜査現場で女性の全裸死体が発見された。全身のムダ毛を剃られ、日焼け止めクリームをくまなく塗られた遺体の傍には被害者を模したユカちゃん人形が…。人形に込められた意味は何なのか?本格推理シリーズ第4弾。

    ミステリーらしいミステリーだった。もの凄いどんでん返しも無いが、安定した内容だった。私のように普段最後まで犯人が判明しない読者でも流石に今回は分かっておったわ。
    個人的には残された娘の鉦子の人生をもっと深く追求して欲しかったなぁ~。

  • おとり捜査官シリーズ第4弾。
    放火が続く東京芝公園で厳重なパトロールをしていた現場で、停電となった一瞬で、全裸の若い女性の死体が現れた。
    その近くにはユカちゃん人形があった。
    そして続いてユカちゃん人形と同じ様子の女性の死体が現れる。
    変質的な嗜好を持っている犯人であることは間違いないのに、現れる証拠の関連性がつかめない。

    今回は袴田刑事の過去とか、新要素があったからか、あんまりおとりの要素が少なかったかな。もちろんユカちゃん人形になりきるためにハイレグ水着のカットなど、おとり要素はあったけど。そして護衛の袴田が単独行動の末意識不明の重体。巻末まで彼の容態回復の一報がなかったけど、5巻に影響するんだろうか?

    キーワードはマリファナ、ユカちゃん人形、工場の火事…総合で嗅覚になる、と。なるほど。

  • なんか警察組織、ダメダメすぎるんですけど(^_^;)

  • 久しぶりに読む北見志穂シリーズ。ミステリー的に素晴らしいのはもう言うまでもない。

    作中に登場するいくつもの事件。それに関わる人物全員が何となく狂気を帯びているように見える(一番キテるのは“真犯人”ですが)。でも同時に明確に言い表せない寂しさを感じてしまう。
    時代が生み出した化け物と言ってしまえばそれまでですが…。

    次でとうとうシリーズ最終巻。読むのが楽しみなような怖いような。

  • 10.06 最後、あれこれ盛り込み過ぎて不発。

  • 複数の謎が交錯するストーリー。大胆にばら撒かれた伏線が終盤に入って回収される過程は圧巻です。
    ミッシングリンクの真相は思いがけないものでした。意外さで言えばシリーズ1、2を争います。
    残念なのは、「女囮捜査官シリーズ」なのに囮捜査官としての特徴が薄れている点です。

  • これまでの4巻とはまったく異なるストーリーで意表は突かれたが、どうだろうなあ、こういう終わり方もアリだとは思うが、ちょっと違うな。話自体はおもしろかったけれども。

  • サブタイトルの嗅覚が生きている。
    解説にもあったのだが、これは1~5巻を通じて一つの作品なのだろう。
    私はいよいよクライマックスに向かう。あと一冊。

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プロフィール

1950年、愛知県生まれ。作家。74年、『神狩り』でデビュー。『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞・日本推理作家協会賞を受賞。著書に『宝石泥棒』『人喰いの時代』他、多数。

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