怪物が街にやってくる (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 73
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022645050

感想・レビュー・書評

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  • 市立中央図書館より
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    再読。でもすつかり忘れてゐた。
    「処女航海」と「ブルー・トレイン」が秀逸。
    山下洋輔さんを彷彿させるが、音楽の描写ははるかに上手い。面白かった。
    解説は、関口苑生(えんせい)といふ、これも時々目にする人。著者のデビュー作だけあつて、著者の生い立ちや作品の周辺情報が過不足なく書かれた、よい解説だと思ふ。最後に
    「ともあれ、これはまさしく今野敏の原点である。どうか心してお読みあれ」
    とある。
    解説はこれでよいのだ。

  • 今やミステリ作家として人気の著者であるが、氏の幻の(当時はきっとさほど売れなかったのであろう)デビュー本である。筒井康隆氏激賞とのふれこみであるが、筒井氏の大好きなジャズとSFが融合した小説なのである。それに今野氏が作家として世に出たのも、筒井氏が選考委員だった賞の受賞が大きかったようでまさに生みの親といっても過言ではない。今の今野氏の小説とはだいぶ雰囲気が異なるが、なかなか面白い短編集であった。

  • 今野敏の初期短編集。デビュー作を収録。
    内容は主に伝奇、SFなんですが全編ジャズに彩られてるのが面白い。初期作品なので気になる文章もありましたが、十分楽しめました。

    作家のファンとしては、現在の今野作品のスピリッツを充分感じることができて満足。
    特に表題作や、武田、上杉が登場する作品は「サイキックカルテット」を彷彿とさせ、 ますます復刊を願わずにいられません(笑)

  • 今を時めく今野敏のデビュー作。
    ジャズをテーマにスリリングにミステリアスに、時に時空を越えたお話を読ませてもらいました。

  • 今野敏の初期作品集。ジャズマンを描く連作短編集。今野敏らしく、随所に格闘技もねじ込んであって、「いろいろ書きたい事を詰め込みました」感が、強い。

  • ちょっといまいち。
    今野作品をはじめて読みましたが、
    最初に読むのはかなり不向きだったのでは
    とおもいました。

    解説に作家として初期の作品と書いてあり
    なっとく。他の作品に期待します。

  • ジャズ、超能力、SF(これ苦手なジャンルなんだよなー)等、盛りだくさんすぎて、ポカン、なお話でした。
    ジャズを多少でも知ってたら楽しかったかも。

  • 今野さんの初期短編集が6篇。

    いずれもジャズを題材にしており、文章はやや硬い感じがあったが、空手とか宇宙SFとか、現在の著作につながる題材もすでに織り込まれていた。

    賞をとってから、やたら復刻版の発刊が多いが、本書は未読本。ま、記念碑的な作品ということになるんでしょうね。

    (2009/8/31)

  • デビュー作の復刊

  • 2009/06/15

    デビュー作の復刊。
    プチSF?・・・

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プロフィール

今野 敏(こんの びん)
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学文学部新聞学科在学中、「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。大学卒業後、東芝EMI入社。ディレクターと宣伝を勤める。主な担当は、TMネットワークの前進バンド『スピードウエイ』。宣伝では、オフコース、甲斐バンド、チューリップなどニューミュージックを担当。1981年、同社を退社、作家に専念。
2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2』で、第21回山本周五郎賞、第70回推理作家協会賞を受賞。

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