たすけ鍼 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022645760

感想・レビュー・書評

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  • 染谷というスーパー鍼治療師の活躍話。身体だけでなく心にも鍼が入ります
    時代小説の王道、直球ストレート。大好きです
    宙ぶらりんになった話あり。一力先生思い出して~

  • 2年8月20日読了。
    鍼灸師の染谷と、江戸深川に住まう商人、大名家家臣、町人達の、江戸っ子としての誇りと心意気の物語。

  • 淡々と。大きな事件は起こらないけど、自分が生きるべき毎日をきちんと生きる人々の姿が印象的。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    深川蛤町で鍼灸師を営む染谷は、“ツボ師”の異名をとる名手。高利貸しの難病を癒す代わりに取り立てをゆるめるよう諭したり、死にゆく婦人の痛みを和らげたりと、市井の人々を癒し、人助けや世直しに奔走する染谷の日々を描く。胸のすくような長篇時代小説。

  • 鍼灸の先生と下町深川の民たちとのお話。

    江戸時代の下町話ってやっぱり好き。

    でもちょっと残念なのは、突然場面が変わる箇所が他の作品より多かったような気がする。
    そのせいか、せっかく話に入り込んできたな~。と思ったところで途切れてしまう。

    話は素敵なんだけど。。。

    あと野田屋と野島屋(だったっけか?)紛らわしいです~!
    全く違う名前にしてほしかった。(^^;)

  • 鍼灸師の染谷先生
    鍼灸だけでなく、人間として深い。

    自分の仕事がちゃんとできて、
    かかわる事柄にもきちんと対応できる

    ある意味、理想の生き方です

  • 珍しく年配の鍼灸師のお話。
    内容の主体性がない。
    メインのストーリーがどれなのかがわからなかった。
    説明の必要な部分もあるが、話が逸れすぎていて入り込めなかった。
    主人公の人物像はなかなかよさげだったので、少し残念である。

  • 鍼灸師を営む染谷が人助けや世直しをする話なのだが、結局「野田屋」はどうなったのか?
    すっきりしない1巻だった。

  • 10/10-10/12

著者プロフィール

1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で直木賞を受賞。江戸の下町人情を得意とし、時代小説界を牽引する人気作家の一人。著書多数。

「2023年 『草笛の音次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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