愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 105
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022646071

感想・レビュー・書評

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  • 都市から田舎へ引っ越してきた家族。
    しかしその家には既に住人がいた…?

    「押入れのちよ」で可愛いちびっこ妖怪を描いた荻原さんの作品なので、全然怖くはないものの、いきなり出くわしたらびっくりするだろうなぁ…

  •  上下2巻の長編。映画化と同時に読みました。水谷豊の演じるお父さん、安田成美、橋本愛のイメージが浮かんだまま読んでいましたので、受け取り方が偏っているかも。
     荻原浩の作品は「千年樹」も読みましたが、本書はハートウォーミングなお話し。東北の田舎に出向?で引っ越してきた家族。初めは何でこんな田舎に!って感じでしたが古い家に住みついた座敷童の影響もあってか、徐々にギクシャクしていた家族も繋がっていきます。
     DVD借りて映画ももう一度見てみたい。ずっと広がる緑の田んぼのに囲まれた皆に「ふぅあぁぁぁ----」と座敷わらしの声が聞こえてきそうです。

  • 短編集「押入れのちよ」の可愛いお化けと「ビューティフルライフ(短編集『さよなら、そしてこんにちは』に収録)」の家族譚を合わせて再構築したかのような話。とはいえ両方とても好きな話だったので、ガッツリ心を鷲掴み。ダメダメなお父さんと空中分解寸前の家族が現実から逃げるように引っ越した先の家に住み着いている座敷わらしとの触れ合いのなかで素敵に変わってゆくというメルヒェン&ファンタジー。上巻は登場人物紹介とその世界観の紹介で展開される。さぁ、これからどうなる?萩原のこういう物語やテンポの良い軽口語りは大好きだな。

  • 登録500冊目。

    久しぶりの荻原作品です。
    田舎暮らし。
    庭にネギやらっきょうを植える生活。
    羨ましいー。憧れます。

    私の家のクローゼットにも座敷童いないかしら!

    『一メートル先にいる家族のことすらわかってやしない』オヤジ。
    家族って時に他人の様に遠くなる事もあるけど、やはりそれでも愛おしい。

  • 映画「HOME 愛しの座敷わらし」の原作です。
    ほのぼのとする一冊です。(横山)

  • 今度映画になったということで読んでみた。
    田舎のおんぼろ一軒家に住むことになった壊れかけの一家に、「座敷わらし」を通して変化が起こっていく。

    「家族再生モノ」は、まあよくある話かなぁと思いながらも、最後まで気になって読んでしまう。
    夫婦、友人、老い…いろんな要素がからんでいて、けっこう面白い。
    後編も読み中。

  • 【あらすじ】
    父親の左遷で東北の片田舎に引っ越した高橋一家。家に居場所のない夫、不平ばかりもらす妻、いじめにあっていた娘、気弱な息子、認知症の気配がある祖母……お互いを思う気持ちはあっても、すれ違いばかりでバラバラだった家族が、引っ越し先の古民家に棲みついていた「座敷わらし」との出会いをきっかけに、その絆を取り戻してゆく、心温まる希望と再生の物語。待望の文庫化!

    【感想】

  •  地方支店への転勤で父親が見つけてきた物件は、市街地から離れた山の近くの古民家だった。
     嫌がる妻だが、子ども二人とその祖母が乗り気になり、数で押し切られて、その古民家に住むことになった。

     買い物にも通勤にも不便で、自転車通勤するといっていた父親は早くも音を上げた。
     ここから去る日も近いと思うほかの家族だった。

     ある日、息子がは裏庭で遊ぶ小さな女の子がいるのに気がつく。
     いまどき紺の着物に、おかっぱの女の子は自分が見るたびに影に隠れるが、目を離すとついて来る。
     ただし、どうやら自分以外の人には女の子の姿が見えていないようだ。

     座敷わらしが居つく家には繁栄が、座敷わらしが去った後には凋落が。
     東京から引っ越してきた家族が田舎での生活を始める。
     下巻に続く。

  • 素麺みたいな一本道 道の両側は緑の海だ。梓美あずみ たまに来るぶんには イグニッション=点火装置 クッキーはコーギー犬 ダックスフンド並みに足が短い もともと牧羊犬 文豪風のふづくえ文机にはノートパソコン 五平餅 生ゴミを見る目を向けられていた カエルの店頭用人形 ぶらさがり健康器 斜め三十度の顔 祠ほこら 庭にねぎとらっきょう 鍬 ホスターさん 裏校則 毛質って変わるから 鳩の群れに迷いこんだ雀の気分 視線で射るという慣用句 終の住処 この夏だって越せるかどうか。コスモスの花はもう見られないかもしれない。 初秋の風にさわさわ揺れていた 身の回りの整理 うかが窺って せいか生家に似た囲炉裏が見せる白昼夢だと思った チェロキー族の酋長 岩手県の遠野に取材 役に切り替わるんじゃなくて「なる」んです 左遷先 木梨憲武 安田成美 おぎわら荻原浩 水谷豊

  • 2016.9.1(木)¥180(-2割引き)+税。
    2016.11.16(水)。

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