吸血鬼ハンター23 D-冬の虎王 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 130
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022646194

作品紹介・あらすじ

死を賭したその妻の依頼を受けて、Dはヴァン・ドーレン公爵の下を訪れた。"北部辺境区"の管理官として勇名を馳せ、"虎"と呼ばれた貴族も年老い、その城下には、かつて公爵が封印した究極の兵器を求めて反乱軍、野盗の群れが押し寄せている。彼らを公爵が自分の手で討ち果たした後に抹殺してほしいと、妻は願ったのだった。それを知りながら、孤独な"虎王"は静かにDを迎えた。圧倒的な人気を誇る"吸血鬼ハンター"シリーズ、書き下ろし最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は貴族である「虎王」ヴァン・ドーレンを中心に描かれています。
    貴族の生活はこんなだったか、、、しかしもう超絶すぎて、人の想像力の限界を超えているのかもしれません。作者はいろいろ書いていますが、どうしても「人間が考えている」ことに見えてしまいます。
    Dははじめから終わりまで出ていますが、あまり活躍せず、、、ちょっと微妙な感じです。

  • 安定。気がるによめるエンターテイメント。

    久しぶりにこのシリーズ読んだけど、やっぱり読みやすいし、楽しい。

    この人と夢枕はエンターテイメントだなぁ。シリーズは完結しないんだろぅなぁ。

  • 貴族を倒すヴァンパイアハンターとしての物語という点では、正当な物語に戻った感じ。でも、そろそろ、あのお方との対面と勝負と完結に向けて動く気は無いんだろうか。無いんだろうなぁ

  • 妻の願いは夫であるヴァン・ドーレン公爵の抹殺。

    死を賭したその願いにDは一路、ドーレン公の居城を目指す。

    かつて<虎>と呼ばれた貴族は静かにDを迎えた。
    すべてを知った上で。

  • バンパイヤハンターも20年以上書いているとネタ切れか?それとも私が忘れてきたのか?当初のワクワク感が無くなってきたような?初期作品を再読してみなければ。

  • 死を賭したその妻の依頼を受けて、Dはヴァン・ドーレン公爵の下を訪れた。〈北部辺境区〉の管理官として勇名を馳せ、〈虎〉と呼ばれた貴族も年老い、その城下には、かつて公爵が封印した究極の兵器を求めて反乱軍、野盗の群れが押し寄せている。彼らを公爵が自分の手で討ち果たした後に抹殺してほしいと、妻は願ったのだった。それを知りながら、孤独な〈虎王〉は静かにDを迎えた。圧倒的な人気を誇る〈吸血鬼ハンター〉シリーズ、書き下ろし最新刊。(裏表紙より)

    目次
    〇第一章 風変わりな貴族に死を
    〇第二章 頂上会談
    〇第三章 過ぎし日語り
    〇第四章 喪失の譜
    〇第五章 血を吸うもの
    〇第六章 ギルシャークの提案
    〇第七章 大いなる巨影
    〇第八章 〈虎王〉の牙

  • 23冊目。グインでも目指してるかな。

    いずれにせよ、いろいろなことの決着はおきないだろうな、という展開で、それどころか、だんだん「貴族」の側に視点がシフトしつつある。
    グレイランサーといい、シリーズの方向性がずれてきてるのかな。

  • 相変わらず、多くのキャラクターを配し、最初はその敵役が敵うこともないぐらい強い相手として描かれ、風呂敷を広げながらも、話が収束し切れずに終わるパターンは相変わらず。ただし、いままで特に触れずにいたであろう、貴族への絶対兵器としての十字架が初めて(本当に始めてかは記憶がないので不明)大々的に登場した点が特筆的。女学者と主人公との絡みが前の因縁を感じさせるが、そんなエピソードがあったのかも記憶がないくらい話が続いているので、そろそろ、次なる展開がほしいところだろう。

  • 2011/08/17購入

  • もう23か…。これだけたってもいまだ終わる気配どころか、ほとんどの謎も解明されてないのに、ついつい習慣で買ってしまうという。解けない謎も全部含めてDなんでしょうが。

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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