目白雑録 3 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 31
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022646279

感想・レビュー・書評

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  • 3巻は日常のこと、世相のこと、そして著者のエッセイではおなじみのサッカー、映画……と話題豊富。これを一番最初に読んでも良かったかもしれない。
    読んでる人間の性格に難があるせいか、一時期は頻繁にメディアに登場していた某氏についてのくだりは爆笑してしまった。

  • 辛辣で名高い著者のエッセイに初トライ。噂通りだった(笑)。名だたる作家や有識者(と思しき人々)も情け容赦なし。恐れおののく同業者がいるのも当然。しかし、不快感なく笑って読めるのは湿っぽくないカラッとした持ち味やそこはかとなく漂うユーモアのせいだろう(クールな視線は時に自らにも及ぶ)。知性(らしきもの)を鼻にかける人物がお気に召さないようで、モギケン氏の「知性=セクシー」の下りには声を出して笑ってしまった。息の長い特徴的でリズミカルな文体も心地よい。熱心なサッカーファンである横顔もしばしばのぞかせる。生観戦のバルセロナの試合がいまいちだったので帰ってスカパーで2試合連続して観戦してしまう、というどっぷりぶりが可笑しかった。

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プロフィール

金井美恵子(1947.11.3~) 小説家。高崎市生まれ。1967年、19歳の時に「愛の生活」が太宰治賞候補作となり、作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞受賞。小説、エッセイ、評論など刺激的で旺盛な執筆活動を続ける。小説に『プラトン的恋愛』(泉鏡花賞)、『タマや』(女流文学賞)、『兎』、『岸辺のない海』、『文章教室』、『恋愛太平記』、『柔らかい土をふんで、』『噂の娘』、『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』、『お勝手太平記』など多数。また第一エッセイ集『夜になっても遊びつづけろ』より『目白雑録』シリーズまで、エッセイ集も多数刊行している。

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