目白雑録 (3) (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (2011年11月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784022646279

みんなの感想まとめ

人生の一断面を痛快に描くエッセイでは、著者が自身の辛い経験を通じて、日々の出来事をユーモアを交えながら綴っています。網膜剥離や愛猫との別れ、禁煙といったテーマは切なさを伴いながらも、書くことの重要性や...

感想・レビュー・書評

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  • 切ない。
    網膜剥離と猫の死、そして禁煙。
    書くことを通して真に体験する、生きているという実感。
    老いや弱気さを見てしまう(読んでしまう)ことは切ないのだが、金井美恵子を知るためには必要な一冊。

  • 文学

  • 3巻は日常のこと、世相のこと、そして著者のエッセイではおなじみのサッカー、映画……と話題豊富。これを一番最初に読んでも良かったかもしれない。
    読んでる人間の性格に難があるせいか、一時期は頻繁にメディアに登場していた某氏についてのくだりは爆笑してしまった。

  • 辛辣で名高い著者のエッセイに初トライ。噂通りだった(笑)。名だたる作家や有識者(と思しき人々)も情け容赦なし。恐れおののく同業者がいるのも当然。しかし、不快感なく笑って読めるのは湿っぽくないカラッとした持ち味やそこはかとなく漂うユーモアのせいだろう(クールな視線は時に自らにも及ぶ)。知性(らしきもの)を鼻にかける人物がお気に召さないようで、モギケン氏の「知性=セクシー」の下りには声を出して笑ってしまった。息の長い特徴的でリズミカルな文体も心地よい。熱心なサッカーファンである横顔もしばしばのぞかせる。生観戦のバルセロナの試合がいまいちだったので帰ってスカパーで2試合連続して観戦してしまう、というどっぷりぶりが可笑しかった。

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著者プロフィール

金井 美恵子(かない・みえこ):1947年、群馬県高崎市生まれ。67年、「愛の生活」で太宰治賞次席を受賞し作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞を受賞。79年、『プラトン的恋愛』で泉鏡花文学賞、88年、『タマや』で女流文学賞、2018年、『カストロの尻』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の作品に『軽いめまい』『柔らかい土をふんで』『岸辺のない海』『恋愛太平記』『噂の娘』『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』『小春日和』『スタア誕生』『単語集』他。エッセイ集に『迷い猫あずかってます』『目白雑録』シリーズ、『金井美恵子エッセイ・コレクション』(全4巻)他。また、金井久美子との共著に『たのしい暮しの断片』『鼎談集 金井姉妹のマッド・ティーパーティーへようこそ』などがある。

「2026年 『重箱のすみから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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