ぼくらが惚れた時代小説 (朝日文庫)

著者 : 山本一力 縄田一男 児玉清

• 朝日新聞出版 (2011年10月7日発売)

感想・レビュー・書評

[sasanquaさんの感想 · 2011年12月29日]

時代小説好き三人による鼎談集・ブックガイド。作品はもちろん作家のことや執筆の背景まで、また書評からトリビア的な豆知識まで語られています。作家・評論家・役者それぞれの視点も入っていて面白い。
気になる作品がいくつか見つかって楽しみ。自分が読んだことがある作品が紹介されているとコメントにいちいち頷きつつ。

著者プロフィール

1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で直木賞を受賞。江戸の下町人情を得意とし、時代小説界を牽引する人気作家の一人。著書多数。

「2023年 『草笛の音次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」