父 山本五十六 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022646415

作品紹介・あらすじ

無口ながらも子煩悩な父、故郷・長岡の水まんじゅうを喜んでいくつも食べた父、部下の死を心から悲しみ、遺族の前で号泣した父…。息子の目に映った山本五十六は愛情深く、繊細で、過酷な運命と職務に傷ついていた。太平洋戦争の幕開けを担った軍人の素顔を描いた書。

感想・レビュー・書評

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  • とっても筆まめで、家族を愛し、部下を愛し、日本を愛した人。

  • 山本五十六のご子息が書いたということで、非常に興味深く拝読。五十六の家族に対する愛情をひしひしと感じた。阿川氏の「山本五十六」にある”例の件”はさすがに書かれていないが、そこらへんはどうなのよ?

  • 山本五十六といえば、あの真珠湾攻撃やミッドウェー海戦を指揮した、言わずと知れた連合艦隊司令長官である。本書では映画やドラマであまり紹介されることのない、父親としての山本五十六像が描かれている。

    海軍という職業柄か海外赴任経験が豊富で、赴任先の外国からは息子や娘宛てに、クリスマスカードを送っていたらしい。また普段は粗食好んだようだが、当時では珍しいブルーチーズやマンゴーを食し、時には葉巻もたしなむという、なかなか国際的な人物だったそうだ。

    長男が生まれたばかりの頃には、洗濯されたおしめを丁寧にたたんだり、海軍中将になってからも近所の酒屋や下駄屋の店員さんと、路上で談笑するような気さくな人柄。
    いつも軍刀を握り締め、背く者には鉄拳制裁・・・と勝手に恐ろしい軍人姿を想像していたが、どうやら本書を読む限りではそんなイメージとは真逆だったようだ。

    海軍の司令官として、戦闘や訓練で多くの部下を失っているが、出張の折には必ず戦死した部下の実家を訪ね、仏前に線香をあげていたというエピソードが印象であった。

  • 著者は元帥の長男で、20歳で父を失った。その回顧録。戦死の報から葬儀、国葬など最期の方こそ盛り上がるが、そこに至るまでは普通の親子とさして変わらない。つまり山本五十六について深い知識と思い入れがないと楽しめない。なんで買ったんだろ俺?

  • (欲しい!)/文庫

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