司馬遼太郎の幕末維新Ⅱ: 『世に棲む日日』『峠』『花神』の世界 (朝日文庫)
- 朝日新聞出版 (2012年3月7日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022646545
作品紹介・あらすじ
『世に棲む日日』の吉田松陰と高杉晋作、『花神』の大村益次郎。三人の長州人は成功を見ずに、早すぎる死を迎える。一方、『峠』の長岡藩家老の河井継之助は時代の先を読みつつ、全藩玉砕の道を選ぶ。勝者も敗者もない。人生の矛盾を抱え、維新を駆け抜けた男たちがいた。
感想・レビュー・書評
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「世に棲む日日」の吉田松陰と高杉晋作、「花神」の大村益次郎、この3人の長州人は新しい時代を前に早すぎる最期を迎える。
「峠」の河合継之助は時代の先先を読みながら、長岡藩全体の粉砕を選択する。
先日「峠」を読んだばかりなので、河合継之助の章 司馬さんの河合観、長岡藩観が興味深かったが、次は歴史学者の磯田道史氏のオススメ「英雄児」を読んでみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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