人工疾患 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 142
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022646743

作品紹介・あらすじ

ミステリー作家のさおりが出会った、7歳の少年ユウキ。その面影に既視感を覚えるさおりだが、自分の幼少時代を知るかのような彼の言動に疑念を深めていく。やがて、ユウキの生い立ちを探り始めたさおりは、あどけない笑顔の裏に隠された悲愴な真実を知ることになり…。

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな仙川環さんの著。途中で違う話が絡んでくるが、最後には「そういうことぉ」と思わせるなど、これまでとは違う感じのストーリー展開。というわけで、少し新鮮に感じました。

  • 新人作家さおりと謎の少年ユウキとの物語。

    新作の執筆が進まず悩むさおりは、近所に引っ越してきた少年に出会う。

    少年のユウキは、幼馴染のユウ君に似ていた。

    少年と関わるにつれ、ユウキな不自然な言動、仕草に違和感を感じ、次第に真相に気づいていく。


    早々に話のタネが解ってしまい、そのタネも特にひねりがあるわけでもなく、残念でした。

  • いやぁ〜金田一少年の事件簿を見てる気持ちでした!

    小説家の石川さおり。
    小説が行き詰まってるのにも関わらず、近所に住むある家の家政婦と少年にのめり込んでいく。

    その少年は、昔遊んでいたユウ君にそっくりだった。

    実際にユウキみたいな病気があるのだろうか。
    金田一では、洞窟に閉じ込められた少年が、自身の成長を止めてしまうっていう精神の病気だったけど…。

    アニメ好きな自分は、見た目は子供、頭脳は大人!その名は!!みたいなことを頭で考え始めてしまったからか、自分には凄く楽しめた作品でした。

  • スイスイ読めて、面白くはあったんだけど、なんか色々書き切れてないというか。私が行間で判断すればいいだけの話か?

  • うーーーん、筋が大体読めてしまいました。残念。
    また、「そんなわけないやろー!」とつっこんでしまった。www
    二時間ドラマと思えば面白いです。

  • 遺伝子操作され 成長ホルモンを止められて 子どもの身体で脳だけは大人になっているというサスペンスです
    現代 医療で遺伝子治療というのも、行なわれているのかもしれないけど、犯罪に繋がるのも紙一重なのでしょうね。
    すごく引き込まれて あっと言う間に読んでしまいました。
    他の作品も読んでみようと思う

  • 体の成長が止まる薬を飲まされた人間と2流作家を中心としたサスペンス

    軽いノリで読めた

  • 展開は割と読めるかんじだけど、おもしろかった(´ω`)

  • 久しぶりに手に取った仙川氏の小説。
    さらっと読めるのはよいのだけど、ちょっと物足りないかな。
    主人公のお人好しぶりには好感が持てたけど。

  • なぜこれ手にとったんだろうか?

    まったくおもしろくない。阪大医学部なんだが、話は医学っぽくないし、雑な感じ。失敗だ‼

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著者プロフィール

せんかわ・たまき
1968年東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社在籍中の2002年に書いた小説『感染』が第1回小学館文庫小説賞を受賞し、作家デビュー。その後執筆活動に専念し、医療問題を中心に社会性と娯楽性を兼ね備えた作品を発表する。著書には『転生』『繁殖』『誤飲』『疑医』『鬼嵐』などがある。本作は『幸福の劇薬』に続く「医者探偵・宇賀神晃」シリーズ第二弾!

「2020年 『偽装診療 医者探偵・宇賀神晃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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