女中譚 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022646989

感想・レビュー・書評

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  • え?!これアキハバラの云々を入れる意味なに?永井荷風のは面白かったけどアキバのくだりがいらなくて。最初の二編は戦争の不穏さが見え隠れする…という風に描きたいのだろうが、どうも肉薄した感じがない(直前に米原万理さんの凄まじい小説『オリガモリゾブナの反語法』を読んでたせいもあるけど…)。昭和初期でそんな言葉使うか?みたいなところもあったりしてどうもキャラクターに入り込めなかった。ちいさいおうちは面白いのかな…読んでみよか…

  • 「小さいおうち」といろんな意味で対になる作品なのでしょうか。陽と陰みたいな。ただ、この時代の女中という立場が、社会にも目を向けられるポジションにあったことや、陽であれ陰であれ自立した女性として描いているところには共通するものが感じられました。
    『本歌取り』面白いですね~。元の作品が読みたくなります。
    ちょっと重たくて、疲れているときは読み進むのがキツかったです。(疲れた時に読んだので評価が低めになってしまいました)

  • トリビュートとは手がこんでいる! 『小さいおうち』がとても好きだったので読んでみたが、スミおばあちゃんのキャラクターが好きになれなかった。。

著者プロフィール

1964 年東京都杉並生まれ。小説家、エッセイスト。出版社勤務、フリーライターを経て、2003 年『FUTON』でデビュー。2010 年『小さいおうち』で第143 回直木三十五賞受賞。同作品は山田洋次監督により映画化。『かたづの!』で第3 回河合隼雄物語賞・第4 回歴史時代作家クラブ作品賞・第28 回柴田錬三郎賞を、『長いお別れ』で第10 回中央公論文芸賞・第5 回日本医療小説大賞を、『夢見る帝国図書館』で第30 回紫式部文学賞を受賞。

「2022年 『手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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