雪融けの夜 八丁堀育ち3 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 30
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022646996

作品紹介・あらすじ

カゴの中で油虫を飼う風変わりな家。その理由を探って薄汚い小屋に辿り着いた夏之助と早苗は、そこにあった不思議な石から重大な秘密を暴き出す。そんな二人の活躍を、早苗の姉の入り婿となった丹波右京は冷ややかに見つめ…。不穏な影が忍び寄る、人気シリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 夏之助の鋭さは学問には生かされないのね?

  • 前作に続く大奥勤めの青洲屋おちさが関わったと見られる一連の事件が蠢いている。いよいよ完結編へ向かっていく。

  • 夏之助と早苗が出会うちょっとした出来事が大事件に繋がり、前巻の危機一髪から始まる第3弾。少年少女探偵みたいな初々しい雰囲気の裏で大人の事情がうごめく不穏な出来事も2人の身に降りかかる。いつまでも子供でいられず、大人の世界に一歩踏み出さねばならない微妙な年頃が上手く生かされている。2人が追う事件も意外な視点で面白い。徐々に敵が姿を見せ思わぬ攻めをしてくるし、その事情なども憎めないというか複雑な心境である。回顧の形で語られ意味深な言い回しが気になって仕方がない。2人にどんな運命が待ち受けているのか。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『味見方同心』『わるじい秘剣帖』『姫は、三十一』『大名やくざ』『占い同心 鬼堂民斎』などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帳』シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。本作は著者渾身の現代ミステリーシリーズ第1弾!

「2018年 『昭和探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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