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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784022647108
みんなの感想まとめ
多様な作家や翻訳者とのインタビューを通じて、文学の深い世界を探求する内容が魅力の一冊です。著者の鋭い質問と的確な視点により、インタビューされた作家たちの独自の見解や創作の背景が鮮やかに浮かび上がります...
感想・レビュー・書評
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読んだことのある作家や作品の話が興味深いのはもちろんだが、そのほかのインタビュー(創作も含めて)もおもしろい。もともと尊敬する翻訳家のおひとりだったけれど、聞き手としても優れているし頭の良い人なんだろうなって事が文章の端々から伝わってくる。井上ひさしさん経由で知っていたけれど未読だったロジャー・パルバースは是非読んでみよう!
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柴田元幸さんがお書きになる、翻訳をめぐるあれこれのお話というのはすごく面白いのが分かっているんだけど、単行本が出てもすぐにはなんとなく気が引けて、読むのを後回しにしてしまうところがある。この本もそんな1冊。先日、柴田翻訳あれこれ本がまとめて文庫になったのをきっかけに、ぽつぽつ買いそろえて読んでいる。
柴田さんが翻訳を手がけられた作家および、同業者である翻訳者さんとのインタビュー集。スチュアート・ダイベックやバリー・ユアグローといった、柴田訳でおなじみの名前が挙がる。
どのインタビューを読んでも、作家の描く世界や見識にぴたりと焦点を合わせてくる的確さに感嘆する。その照準がぴたりと合っているから、インタビューされた作家がみな、明晰で深遠な自分たちの小説世界を見せてくれる。それは相対する柴田さんがプロ中のプロの英米文学者だから…といえば確かにそうだけれども、翻訳という作業を通して、どうしようもなく英米文学が好きであることと、その「好き」を裏付ける深さがあるから、適度に心地よく、適度に刺激的な角度に球を振り分ける、テニスのラリーのようなインタビューがとても上手くいくのだろう。少なくとも、相手につけいる隙を与えない、サーブアンドボレーのインタビューではないように、私には見える。
レイモンド・カーヴァーのパートナーだったテス・ギャラガーの明晰さやスチュアート・ダイベックの哲学と詩心、ロジャー・パルバースの、現代文学と古典をつなげる試みが読んでいて刺激的。古川日出男さん、熱いな。沼野充義・岸本佐知子といった同業者さんの章では、「で、柴田先生はそこはどうなの?」と逆インタビューの様相を呈しているのも可笑しかった。たしかに、柴田先生には、同業として聞いてみたいことは山ほどおありだろう。リアルに5人くらいいそうなハイパフォーマンスだし。
どの章も、文学に対する愛と楽しみが詰まっているので、じっくりページをめくりながら結構時間をかけて読んだ。ただ、村上春樹まわりの章は、『翻訳夜話』などで読んだ感触に近かったこともあり、高速で突破。しかも、内田樹先生の春樹愛が重すぎてツラいのはどうしたものか(笑)。 -
15/10/11、神保町・三省堂古書館で購入(古本)。
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個性が光っている。
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インタビュー集。国外の作家さんの話を日本語で読める、貴重な本。内容が濃く、ゆっくり読んでいたら一ヶ月くらいかかってしまった。
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