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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784022647443
感想・レビュー・書評
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美人は得だとか優遇されるとかモテるとか、現実世界でも聞く話ですが……
本作に出てくる美女たちは、美しいが故に嫌な思いもそれなりにしています。
確かに生まれてくる時、顔の作りは自分では選べません。
主人公のヤイコは、最初そんな美女たちをネット上で攻撃しますが、彼女たちを知っていくうちに心境に変化が生まれます。
ヤイコの気持ちも分かるような気がしますが、ネット上に罵詈雑言(といっても核心をつくことも言っている)を並べて相手を不快にするやり方には、正直気持ちのいいものではなかったです。
でも、読み終わって、結局美人って得だよね……と感じてしまって、なんとも言えない気分(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今まで読んだ柚木麻子は主人公が自分を追い込んだり追い込まれたりして、社会に馴染めなくなり、ストレスから容姿が醜くなるという展開ーーー『ナイルパーチの女子会』然り『BUTTER』然りーーーだったのだが、今回は尖りまくりの社会不適合者と言わざるをえない所からスタートして少しずつ少しずつ世の中と適応していく主人公。平等でない社会を受け入れることで表情が柔らかく、性格が丸くなる。肉体の特徴と性格が反比例していく。なんかこう、良かった。女の友情、牽制も駆け引きも垣根も手前味噌も建前も無いホンネをぶつけられる関係に最後なったのが良かった。嬉しかった。ネットで荒らしをしていたのもバレるんだろうし、それが収まって一件落着で終わるんだろうなとは思ったし、実際そうなったけど感動した。
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美女ブロガーに対してネットストーカー&攻撃をしていた主人公が、ひょんなことから当の美女たちに囲まれながら共に生活することになり、生活や仕事などを世話されながら行動や考え方などが自然と良い方向へ変わっていく、そんなお話。個性的でユーモラスで面白かった。
どんな人でも何らかの悩みを抱えながら生きている。らしさを出しながら社会でやっていくには自分の強みを把握すること&自身の調理法次第、などといったことを読み取った。
ヒガシへの巨大エンゼルパイどうなったかな… -
柚木先生の著書でも群を抜いて好きな作品。女の喜びも悲しみも妬みも怒りも絶望も全部が描かれていて、そして読者の心にも女にまつわる感情が沸いてきて、なんて深くて面白いんだろうと感じた。
ストーカーくんのようなドロドロした感情も、美人が顔を歪めて悪口を言うことになんだか安心する気持ちもとても分かる。こういう感情は大なり小なりみんな持っているし、自分の人生が一番大変に思えて「なんだみんな、うまく生きやがって」とムカムカすることはあるけど、誰であろうと人生は難しい。想像力をもって人と接しようと心から思えた。
ちなみに、終盤であの人が出ます。名前をみた瞬間の声が出てしまうほどの嬉しさ。 -
読書備忘録734号。
★★。
GWのように長期休暇で神戸に戻る場合、予約待ちされている本は返却期限までに東京に戻っていないリスクがあるのでやばい。
なので、予約している方がいらっしゃらない返却期限延長が可能な本を借りて留守宅に帰る。笑
その中の一冊。アッコちゃんで好きな作者の本が目に飛び込んできたので何も考えずに借りました。
ちょっと読むのがしんどかったです。裏表紙に書かれているように全女性に送る小説なんでしょう。
“私のような”男は読んだらアカンかったということでしょう。笑
“私のような”男が★評価したらダメな作品ということでしょう。笑
備忘も感想もないです。涙
唯一、大井町線沿線が舞台だったのに親近感あり。-
ZZIの個人的感想です。笑笑
女性読者の評価はめちゃくちゃ高いです。
ご都合主義すぎるって感じです。笑笑ZZIの個人的感想です。笑笑
女性読者の評価はめちゃくちゃ高いです。
ご都合主義すぎるって感じです。笑笑2023/05/09 -
いやー、改めて読書って面白いですね。
同じ本なのに、こんなに感想が分かれるなんて!!
ブクログやってなかったら、気づきませんでしたー。いやー、改めて読書って面白いですね。
同じ本なのに、こんなに感想が分かれるなんて!!
ブクログやってなかったら、気づきませんでしたー。2023/05/09 -
そうでした!
あーちゃんさんは去年の1月に読まれていたんですね!読むこと決定!とかテキトーなこと言って1年過ぎてました。汗
確かにジャンクフ...そうでした!
あーちゃんさんは去年の1月に読まれていたんですね!読むこと決定!とかテキトーなこと言って1年過ぎてました。汗
確かにジャンクフードが美味そうでたまらなかったです!2023/05/09
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前向きな話し。美人も辛いんだなぁ。でもブスも辛いよ。いやー、ブスのほうがつらいよ。でもブスは変えられる。
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寝る前にちょっとだけ読もうと思ったら
最後まで読んでしまいました。
ランチのアッコちゃんのような
爽快感のある内容で
読んでると元気になれます
やいこの変化と
周りの人たちの変化が
ワクワクさせてくれます
そんな上手くいくか!
と思ったりもしますが
とりあえずいろんな食べ物に
挑戦したくなる話 -
ずっと気になってた柚木麻子さんの小説。
読みやすく、結果的に後ろ向きな感情は残らなくて、エンタメ性の高い面白い小説だった。
仕事を辞めた後ほぼ引きこもり、外見だけでなく性格もブスな25歳の耶居子。
ネットに悪口を書き込むのが趣味の彼女は、あるとき美人ばかりがブログを公開している「嘆きの美女」というサイトに出会い、そこを荒らしのターゲットにする。
そしてとあるきっかけからその美女たちと出逢うことになった耶居子は、ひょんなことから彼女たちと同居することになってしまう。
美人は得とは言うけれど、実際は得なことばかりではない。美人というだけで同性から嫌われたり、異性からストーキングされるという憂き目に遭ったりもする。
…と美人たちは主張するけれど、美人ではない耶居子にはそれは信じがたく、絶対に美人側に問題があると思い込んできた。だけど美人たちと暮らしはじめて彼女たちの真の部分に触れたとき、美人たちの苦労が何となく理解出来るようになってくる。
私の周りにも美人はいるけれど、美人も人それぞれ、という印象。でも学生時代まで思い返してみると、ちょっと儚げで異性に人気のある美人は大抵同性からは嫌われていたかも。個人的には、実際その美人と話してみると良い子であることが多かったから、同性の嫉妬ってやっぱり怖い。
ただ人生全体で見るとやっぱり得することの方が多いのかも。同じ失敗をしても美人ならなぜか許されたりもする、というのもまた真理だし。
耶居子は頭が良いから物事の色んな側面に気づきやすく、それが負の方に向かっていた時はネットで荒らしをやっていたけれど、その頭の良さが違う方向に向いた瞬間にプラスの方向に花開く。
物事を皮肉的に見る性格の悪さは一貫して変わらないものの(笑)、そういう面があるから気づけることもたくさんある。
この小説に出てくる美人たちはそれぞれけっこう個性的で、とくに耶居子の同級生だったユリエは自分を解放した途端ステレオタイプの美人から脱却する。その様はとても格好よく、きっと耶居子とユリエは一生毒づき合いながらもずっと友だちでいるのだろうと思った。
美人と不美人が心から分かち合えることもある。お互いの醜さもさらけ出し合って。どろどろしているようでさっぱりした、不思議な関係性。
本編の後の「耶居子のごはん日記」も面白かった。恋は思いがけないところに転がっている。
どんな立場にもそれなりの悩みがあって、そうじゃない立場から見ると理解しがたいことでも、実際触れてみたら分かる苦悩ってたくさんあるのだろう、と改めて思った。 -
ブスでデブでオタクで引きこもりニートの耶居子は、ネットで気に食わないブログやサイトの管理人(※おもにリア充アピール女性)を攻撃、荒らしを趣味にして憂さを晴らしている。美女同志が美女ならではの悩みを相談しあうサイト「嘆きの美女」が目下の彼女のターゲット。彼女らのオフ会を盗撮して曝してやろうと思いつき1年数か月ぶりに電車に乗って出かけるも(その行動力があれば他のことに使いなさいよ・笑)誤解や事故が重なった結果、彼女らと同居するはめになり・・・。
序盤の耶居子の毒吐きっぷりはなかなか痛快でした。やってることは最低なのだけれど、気持ちとしてはわからなくはないし、そうしてネット上で培った、他人の弱点を見つけて容赦なく攻撃するスキルを思いがけず現実で発揮したら不本意ながらも誰かを庇うことになったり、そしてそれを不本意と思うブレなさがいっそ憎めなくて面白い。好きなタイプが荒俣宏っていうのも渋い(笑)。
しかし中盤の展開は一種のシンデレラストーリー。確かに造形的に圧倒的な美形というのは少数存在するけれど、世の中の女性の美醜の大半は、生まれもった容姿よりメイクやファッション、髪型、いかに自分を魅力的にみせるかというスキルを知っているか否かによるところのほうが大きいですから、きちんと痩せてメイクや服装に気を使えばそれほど醜いわけではなかった耶居子、意外にも男性ウケも悪くなく、急に美女たちよりモテ始めたりする。
そこから後半にかけてはちょっとご都合主義展開というか、いろいろ上手くいきすぎなところもあるけれど、予想を裏切らない安心感・爽快感もこういう作品なら有効かなという範囲。ちょっと物事の運びをエピソードの説得力ではなく言葉にして強引に結果に結びつけるきらいがあるのも気になりましたが、ラノベ感覚で読む分にはいいかも。
外見は性格や人生に確かに影響を与えますが、それがすべてではない。結局外見の美醜に関わらず本人次第、というストレートなテーマは悪くなかったです。 -
人にはそれぞれの地獄がある。好きな女性の好きな言葉。それがしっくりきた。
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黒沢かずこの解説万歳!
どう読んでも、主人公耶居子に結びついてしまい、作品から一続きとして素晴らしい後味を演出してくれている。必見。
引きこもりニートで、ネットに罵詈雑言を載せることが趣味のブス、耶居子は、美人であるが故の悩みを打ち明けるサイト「嘆きの美女」を標的にする。
彼女たちの素顔を盗撮し、情報を晒してやろうと画策。わざわざその憎悪のためだけに、部屋から出て外に赴くパワーがあるのか!とまずはツッコミたくなる。
続く美女たちの優雅な生活に対する、耶居子の毒舌モノローグも、ひたすら笑える。
なのに、決してドロドロと嫌な気分が渦巻かない、不思議な健全さがある。
それは、耶居子に有吉的真実を感じるからではないかと思う。
他人を滅茶苦茶に罵っても、そこに一本の筋があり、その筋に共感してしまったが最後、それはただの悪意ではなくなるのが面白い。
それから、作品中に散りばめられたキーアイテムの充実ぶりにもそそられる。
柚木麻子は、きっと楽しみながら書いたんだろうなあ……(というか、そうであってくれたら、きっとこの人を好きになるな)と思わせられた。
タイトルからは想像もつかない、ハチャメチャ感が内側には秘められている。
非常に、楽しく味わえた! -
面白かった!
お話に出てくるご飯が全部美味しそうだった。
まーちゃんと犬がイイ! -
美人だろうとブスだろうと、いい時もあれば悪い時もあるし、嫌われる美女もいるし、人気者のブスもいると思う。けど、やっぱり美人がいいに決まってると、読み終わっても思っています。
美人のユリエもこんな状態だと台無しだなっていうところと、ブスなヤイコやノブヨさんもこれはかなり魅力的だなっていうところがあって、女って面白いなぁ、心持ち次第だなっと感じました。
出てくる食べ物に、心を持っていかれました。 -
面白くて、30分だけ読むつもりが全部読んでしまった。美女とかブスとか関係なく、みんな必死にかっこ悪く生きてて、それがどうしようもなくかっこいい。大事なのはさらけ出すこと。
そして最後、きゅんとした。バレンタイン、どうなったんだろう?想像してにやける。 -
面白かった~。
最初は「どうなる?ドロドロ系?」と思いましたが、全然そういう系統ではなくて、楽しかったです♪
引きこもりでネットで荒らしをしているブスの耶居子。最初はなんだこいつは??って思うのですが、それも長くは続かず。すぐに耶居子ちゃんの虜になりました(笑)
しかし美女たちの住む家がすごい。美女しか住んでない豪邸なんて、おとぎ話ですよね(^▽^;)
でもその美女たちにも、それぞれ悩みやコンプレックスがあり、日々悩んでいる。そこにやって来た耶居子によって起こる変化。美人にもブスにも悩みはある。それをお互い認め始める過程がいいですね。
ユリエの豹変ぶりにはびっくりしたけど(笑)
ユリエと耶居子ぐらい分かり合えた仲なら楽しいでしょうね。
そして、耶居子のごはん日記。
ちょっとした番外編ぐらいの軽いノリで読んでいたけど
意外と耶居子ちゃんの事が分かってかなり面白かった! -
「美人」か「ブス」か。
どちらか選べると言われたら美人になりたいけれど、美人だからといって何もかもが上手くいくわけでも、ブスだからといって何もかもが上手くいかないわけでもないですよね。
そういう意味では、「ブス」だから、と周りを妬んで引きこもって、呪詛を吐きながら生きるのも、「美人」だから、と叩かれないよう自分を殺して曖昧に微笑んで過ごすのも対極でいて似ているような気がします。要は容姿に囚われすぎなくてもいいんだと思います。容姿の持つ影響力は大きいけれど。
本書では変わった共同生活を経て、互いの強みを吸収しながら自分にしていた「言い訳」を捨てて強くなっていく魅力的な女性が描かれていました。
綺麗な部分だけじゃなくて醜い部分もしっかり書かれているのがまたいいですね。人間だから、時にやさぐれて八つ当たりしたくなるような時期だってありますよね。
それから改めて思ったのは、それぞれ人にはその人に合う活躍できる領域があるということ。女子大卒業後に入社した保険会社は、同僚になじめず半年で辞めて、アルバイトも続かなかった主人公だけど、それは主人公が駄目だったというより、主人公に合わなかったということに過ぎなくて、そういう意味で自分を知って、自分が一番輝ける場所で働けるというのはとても重要なことに感じます。
我慢強い人ほど合わない環境でもなんとか耐えて過ごしたりするけれど、本当は一歩踏み出したらもっと自分に合うところが見つけられるんじゃないか、なんて。
なので、一歩踏み出した人たちの物語はカッコよくて魅力的。
それから個人的には番外編の「耶居子のごはん日記」が大好き。本書に出てくる食べ物たちにはすごくわくわくさせられます。初柚木さんでしたが、おもしろかった。 -
結果、全部うまくいきました!というお話。
なんだかんだ、ヤイコは博識でおもしろい人だもんな〜。普通のただの引きこもりだとこういうわけにはいかないから・・・(現実)
そしてやっぱり、柚木さんは手に職系の仕事してる女子推しなのだね。
以下引用
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わかる。升本雄介とやらの気持ちが手に取るように。自分と正反対のまぶしいものに惹かれてしまう。本当は素直になりたいのに、怖くて近づけない。そんな自分がもどかしくて情けなくて、対象を傷つけずにはいられなくなる——。
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「赤ちゃんを育てる、植物を育てる、ペットを飼う。後輩や教え子を、可愛がって指導するのもいいわね。自分以外の何かを手をかけて導いてあげることによって、女としての潤いと余裕が生まれるもの。生活や言葉もいつの間にか丁寧になるし、良いこと尽くしよ」
「まさか、そんなことくらいで」
「あら。この家にいる美女たちを見てごらんなさいよ。私は真奈美を、ユリエちゃんはメルローを、葉月さんはお店のファンたちを、優子ちゃんはあなたを、大切にして面倒みているわけでしょう。守りたいものがある女は、皆ことごとく美しいのよ」
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敬意を込めた眼差しの葉月と、目を合わすまいとする。変人のブス、と言い切ってくれた方がはるかにやりやすい。こうした歯の浮くような褒め言葉を聞く度に、気恥ずかしさで死にたくなる。何よりぞっとするのが、彼女たちにお世話を口にしているつもりがなく、本気でそう思っている点なのだ。ああ、やっぱり美人は苦手だ。受け入れられるのが当たり前の人生だから、素直に他人を認められる。うがった見方をするこちらが悪者みたいではないか。
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胸を突かれた思いだった。自分をどれだけわかっているかで、女の魅力は決まるのかもしれない。美しくないというだけで、すべてをあきらめる必要はなかったのかもしれない。
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玲子の紅潮した頬を見て、耶居子は心底驚いた。どうやら、本気で怒っているらしい。夕べ、ユリエを心配してやってきた宗佑と打ち解けた様子で話していたのが、よっぽど気に食わなかったのだろうか。それにしても——。こんなことを言ったらますます怒鳴られそうだが、プリプリ怒っている玲子は見とれるほどに愛らしい。好きな男のために、妬いている美女というのは、なんてコケティッシュな魅力に溢れているのだろう。これがブスだったら醜悪で目もあてられないことだろう。宗佑の前でもこんな表情を見せればいいのに。
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「耶居子さんみたいに人の目なんて気にせず生き生きと楽しそうな人を見ていると、たとえようもなく嫉妬とむなしさを感じるの。私のしてきたことって、なんだったのかな、って思う。世の中の基準に自分をすり寄せて生きてきただけで、本当に好きなことをやったり、言いたいことを言ってきたのかなって。そもそも自分がどういう人間だったのかも、もう思い出せないわ」
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さらされる側になって、初めて自分がしてきたことの残忍さに気が付く。ずっと自分は社会の被害者だと思ってたけれど、ようやくわかった。罪もない人たちに八つ当たりしてきただけではないか。自分の不満を誰かに肩代わりさせ、現実を見ないようにしてきただけではないか。努力も挑戦せず、他人を責めてばかり。一体自分は何をやっていたのだろう。
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引用終わり
解説が森三中の黒沢さん。素敵なあとがきだったな。「無理に弱さを隠していない人って、たとえベースがネガティブであったとしても私からは魅力的に映ります」、これはそうかもなあ。あと、震災のあとに「自分のようなネガティブな人間がお笑いをやっていいのか、と悩んで落ちた」というところ。まっすぐお笑いと向き合ってる感じが伝わってくる。 -
美人でもそうでなくても、結局魅力溢れる人間になれるかどうかは自分次第って思えた。
ごはんの描写が毎度のことながら美味しそうすぎる。 -
今現在、容姿に恵まれている人もそうでない人も、平等に輝けるチャンスがあるんだと思える作品。
卑屈になってチャンスを探そうともせず、目の前にあっても見ようともしないなんて愚の骨頂。
自分次第で人生を好転させられるのだと、勇気付けてくれる。 -
自分の弱さを認めてそれを他人にも伝えられる人はやはり強い。外見が美しいだろうがブスだろうが、他人へ思いやりをもって接せられる人は総じて美人である。
著者プロフィール
柚木麻子の作品





