この君なくば (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022647948

感想・レビュー・書評

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  • 五十鈴、かっこいい!

  • この君なくば一日もあらじ
    「この君なくば」は幕末の動乱に咲いた大輪の花のような強い愛を描いた作品である。舞台は九州、日向の伍代藩、主人公は私塾「此君堂」を開いた民間の学者、檜垣鉄斎の娘、栞。和歌をよく詠み、父亡き後の此君堂を1人で守っている。

  • 幕末の攘夷と開国、倒幕と佐幕の時世。武士の世の終焉の中、名立たる大名藩と地方小藩の男性陣と、"待つ"女人たちの戦。対局・対人模様を動と静にて対比しながら、凛とした一筋の純愛ストーリーを貫く。個人的には、五十鈴の潔さと先見の煌めきに心惹かれる♪。

  • 2016.3.11
    芯のある主人公の栞 カッコいい!夫の譲も今 こんな男性いないよな〜 男性理想像

  • 幕末ラブストーリー、2人の恋路に水差す奴は殿の正室、攘夷論者に、大久保一蔵。…とか書くと出来の悪い量産時代小説を彷彿とさせるが。
    さすがの葉室麟、こんなテーマで爽やか読ませる恋愛小説に仕立てあげるんだからなぁ。

    歴史上の事件とか色々出てくるけど、上記のとおり、この本は恋愛小説。その辺のことは刺身のツマみたいなもんである。キャラクターはしっかり恋愛モンの典型を抑えてあるし、物語はしっかり恋愛モンの王道を進む。安心して二人の恋路をハラハラ見守ればよいという素晴らしさ。

    五十鈴の「変節御免」にびっくり。そしてムッサ魅力的、惚れるぅ

  • 201511/一個一個の話や人物心象が薄いというか、全体的にさーっとしたカンジ。もっと掘り下げて書いて欲しかったかな。

  • 葉室さんの小説では武士としての矜持、清廉と、凛としたという言葉で表される主人公が繰り返し描かれるのですが、そこに感情が入ったり入らなかったり、今回は後者でした。
    きれいすぎるほど貫かれる生き方に空々しさを覚えました。幕末という時代とともに、もっと生き方も揺らいでいいんじゃないかと思うんですよ。明治になってからの記述もなんかあっさりしてますし、まあ、そう終わるだろうなって感じ。
    物足りなかったです。

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